我が家のクリスマス - やはりお家が一番!
メリークリスマス!
先週末からすでに我が家はクリスマスモード。
前回のブログで書いた「ひと足早くおせち料理」
に続いて、すでにもう2回もスパークリング・ワインを飲みながらクリスマス料理を楽しみ(サロン・ド・マルルー
で料理教室開催)、南青山のBody&Soulで今年最後のジャズライブを楽しみ、我が音楽スタジオであるスタジオ・マルルー
にPAシステムを設置し(これでどんなライブも対応可)、日本IR協議会の表彰式に表彰委員として出席し、そして今日がクリスマスイブ。さらに明日のクリスマスはメインイベントである乃木坂の山王病院での1日人間ドックが待っている(ああ、何ということ。鼻からの内視鏡検査は実はこの日しか予約が取れなかったのだ…)。いやはや何とも盛りだくさんだねぇ。
我が家のクリスマスはこんな感じで毎年、クリスマスツリーとそれを取り囲む仲間たちで賑やかになる。
ところで、我が家はもっぱら内食だ。クリスマス料理のみならずクリスマスケーキもすべてお手製のものを作る(ご存知だと思うが、クリスマスケーキというのは12月の初めから大量に作り込み、解凍して販売される。当然おいしくない。しかも原価からすればかなりのぼったくり価格)。
それとは対照的に今日と明日は、日本中のフレンチ/イタリアンレストランはフル回転する。一年を通じて最大の書き入れ時だ。だが、我が家ではこの時期に一度もそのようなディナーに出かけたことはない。何故か? それは興ざめもいいところだからだ。
「はい、ご予約ありがとうございます。当日は2時間の時間制限となっております」
「メニューはクリスマスメニューのみですがご了承ください」
予約の時に必ずそう言われるはずだ。普段はまともなサービスをするきちんとした店ですら、仕入れ材料を完全に固定し、かつ顧客を入れ替え制で2回転させる。そして価格は超強気の設定だ。そう、店側の利益を最大限にするために。
そもそもああいうお店は、ゆったりと時間を気にすることなく、好きな料理をチョイスしてじっくりと味わい、おいしいワインを楽しみ、心置きなくおしゃべりをして楽しく過ごすところのはずなのに、そういう大切な要素をほとんど奪ってしまうサービスを押し付けてくる。だから、行かないのだ。これは私が独断的に思っていることではなく、妻もその事情をよく知っており、「クリスマスディナーに連れて行って」などと口にしたことがない。「本当にバカバカしいわ」である。
今年のクリスマスは我が家の新しい家族となったチャッピーも初参加。だが、知らない人たちに囲まれて、おそるおそるのかしこまった表情である。
今夜はとっておきのロゼ・シャンパンで乾杯しますか。
太田忠の縦横無尽 2010.12.24
『我が家のクリスマス -やはりお家が一番!』