モデルポートフォリオが年初来高値を更新 | 太田忠の縦横無尽

モデルポートフォリオが年初来高値を更新

いよいよ今日から師走。

全国の先生の皆さん、走り回ってますか?


11月は出だしこそ「祭りの後は、後の祭り」であったり、「口の中にじんましん」であったり、と個人的にはよろしくないスタートであったが、株式市場が久々に盛り返したため、太田忠投資評価研究所の「投資実践コース」 におけるモデルポートフォリオのパフォーマンスが、4月以来7ヶ月ぶりに年初来高値を更新する快挙(!)を成し遂げるというすばらしい月だった。


11月の単月パフォーマンスは+5.6%となり、今年に入ってからの年初来では+14.5%、昨年来累計では+29.7%である。


月末ベースでの今年の年初来高値は4月であるが、マーケット全体を見渡すと大型株・小型株ともにいまだにその水準から10%程度株価が下落した位置にとどまっている。フルインベストメントをおこなわず、時間的分散投資を機動的に実施してきたことに加えて、「業績堅調」「売られ過ぎ」「出遅れ」の3拍子揃った銘柄をポートフォリオの組み入れの核に据えていたため、これが見事にヒットした形だ。


絶不調を極めていた大手銀行株や小型株が動き出したことは注目に値する。とりわけ小型株、皆が手を触れたくなかった新興市場の売買代金が増えているのは物色意欲の高まりあらわれである。ジャスダック市場は10月までは1日あたりの売買代金が130億円程度で低迷していたが、11月に入ってからは200億超の日が増えてきた。とはいっても、本当の小型株相場になれば売買代金は軽く1000億円を超えてしまうのだが…。


『どんなマーケットでも年率+10%を実現する資産運用を』

というのが弊社の目指すところであるが、今年も11月末時点で+14.5%。さらに積み上げができるように機動的に動いていきたい。


個人投資家の皆様、「勝者のゲーム」をもちろんしているでしょうね?



太田忠の縦横無尽 2010年12月1日

『モデルポートフォリオが年初来高値を更新』

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