我が家の新しい娘チャッピーです | 太田忠の縦横無尽

我が家の新しい娘チャッピーです


太田忠の縦横無尽-チャッピー 1









我が家の看板娘(?)のチャッピーです。


6月13日のブログ で書いたトイ・プードルの女の子が先週の金曜日にいよいよ我が家にやって来た。3月5日生まれなのでまだ5ヶ月に満たない子犬である。


これまで我が家はシェパード犬と暮らしていたので、あらためてティーカップサイズであるチャッピーを見て正直びっくりである。体重はわずか960グラムしかなく、これは3年前に亡くなったドナの1/25のサイズだ。1日3食の食事をあげるのだが、1回の食事量はなんと10グラムのドッグフードである。小型の食器に本当にパラパラ程度の量(といっても適量である)しかなく、よくこれで生きているな、と感心している。


妻が名古屋のブリーダーで初めて対面した時は、非常におとなしく、おっとりしている感じだったそうだが、どうやらこの犬はネコをかぶっていたようであり、我が家に到着して最初の10分はおとなしかったが、ここが新しい家であることを本能的に察知すると、ピョンピョン飛び跳ね始めた。人間の子供だとこうはいかない。おとなしい子は絶えず周りの様子をうかがいながら毎日ちょっとづつ馴染んでいこうとするが、動物は瞬間的にあっと言う間に環境に順応する。


一度に2つも3つも同時に違う事をやりたいらしく、私の膝の上に乗っては、すぐに妻の膝の上に乗り、すぐに飛び降りて床の上のアヒルのおもちゃを見つけては振り回し、隣にあるドーナツのおもちゃに飛びつくという非常に脈絡のない行動をして、はしゃぎ回ってはゼイゼイ言っている。


チャッピーという名前は私が命名した。妻は「モモ」「ショコラ」「サクラ」「クッキー」「マロン」「ミント」などの候補を上げていたが、そういうイメージが全く浮かばなかったので私は却下。「チャッピーでいこう」とかなり独断的に決めてしまった(普段はこんなに独断的ではありません。念のため)。写真を見せられたとき、「かわいいけれど活発でお転婆娘」になるという予感が強く湧き上がってきたからだ。


「チャッピー? え、それはブースカのガールフレンドよ」と妻は言った。

「え、何、それ?」と私。


その昔、怪獣ブースカという白黒のTV番組があり(残念ながら私は彼女よりも下の世代のため、このTVを知らないのだ)、その主人公ブースカのガールフレンドの名前がチャッピーだったそうだ。私がイメージしたのは、昔私が小学生低学年の頃よく見ていた「魔法使いチャッピー」(1970年以降に生まれた人は絶対に知らないだろう)というTVアニメの主人公で、かわいいけれどお転婆娘のチャッピーである。「アブラマハリクマハリタカブラ」という不思議な呪文を唱えて魔法を使う。彼女はこのアニメを全く知らない。やはり、世代格差があるようだ。(なお、その後になって、チャッピーというのは宇宙少年ソランというTVアニメに出ていた宇宙リスの名前であり、ブースカの方はチャメゴンという名前の「弟」(!)であったことが判明。私にはますます??の知らない世界である。しかし、子供の頃の記憶はあまりアテにならないものだね)。


「やっぱり、この子はチャッピーだったわ。絶対にモモやサクラではないわ」と、今日彼女はポツリと言った。


まだ赤ちゃんのため、なかなか分別がつかないことも多く、現在最も困っているのがトイレのしつけである。まあ、気長に付き合っていくしかない。


太田忠の縦横無尽-チャッピー 2




















太田忠の縦横無尽 2010.7.25

「我が家の新しい娘チャッピーです」

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