デブ猫参上!
4月3日のブログで取り上げたデブ猫が、実は今週、私の予言どおりに再び現れた(まだ知らない読者のために、デブ猫ストーリーについてはこちら を参照)。
偶然、うちの妻が最寄の駅から家に帰ってくる途中の空き地で出くわしたのである。出くわしたときは、背中を下にして地面でゴロゴロ寝そべっていた姿があまりにも可笑しかったので、慌ててカバンからカメラを取り出そうとしていると、急に起き上がり歩き出したそうだ。そして、この写真のようなふてぶてしい格好で、「何だ、文句あっか」という表情が見事にパチリと収められた。なかなかの出来栄えである。
もはや5月の終わりであり、デブ猫も寒さをしのぐためのマットは必要なくなったので、2月の時のように擦り寄ってくる行動は全くなかった。知らんぷりである。
いかにふてぶてしい感じなのかがおわかりになると思う。この太りようからするとノラ猫ではない、と間違いなく断言できる。私はまだ実際の姿を目撃していないのだが、今度目が合えば不敵な表情でこちらを見て「にゃあ」と鳴くようなことはなく、全く無視して私の目の前を通り過ぎるに決まっている。都合のいいときだけしか、必要な行動を取らないのが猫の自然な姿だからだ。人間も同じようなものだけれどもね。
太田忠の縦横無尽 2009.5.30
「デブ猫参上!」