Tempo rubato

Tempo rubato

アニメーター・演出家 平松禎史のブログ


人気ブログランキング 

 

TVアニメ『呪術廻戦』にキャラクターデザインなどで参加しております。

5月20日に制作会社とスタッフの情報が更新されPVが発表されました。

お楽しみに!

 

 

                                                     

平松禎史 アニメーション画集 平松禎史 アニメーション画集             

 

            

Amazon

 

                                                     

平松禎史 SketchBook 平松禎史 SketchBook             

 

            

Amazon

 

 

…………………………………………………………………………………………………………………

 

 

《 経済成長路線の実現は、様々な事象への、様々な価値観による、様々な個別具体論が生かされるための、大前提なのです。 》

 

 7月9日の記事をこう締めくくりました。 

 

 

 

 財政拡大路線への転換によって、個人への給付金や企業への休業補償・粗利益補償などの財政支援を継続的におこなうことが、コロナ対策の大前提である。という考え方です。

 

 財政支援の拡大・継続は、感染対策の方法を論じる以前になくてはならないものだ。

 なぜなら

 コロナ禍以前に景気悪化がつづいており、貧困化・格差拡大が進行していた。去年10月の10%増税で各種統計指標はほとんどが悪化、景気動向調査も全国、全業界、全規模で悪化していたのですから、そこに加わったコロナ禍においては、財政支援を長期的にやらねば、感染対策の程度がどうだろうと被害は不可避だったのです。

 企業も個人も経済状態が劣悪なため、ロックダウンのような強力な感染対策には反発が強い。 

 休めと言われても、営業してなきゃ潰れてしまう。そんな悲鳴が倒産の増加で現実になった経緯がある。

 

 東京を中心に第二波が来ているのは事実だ。なぜかと言えば人口が日本一多く、企業活動も商業活動も日本一デッカイんですから当然です。感染拡大は「圧倒的に東京問題」などと都政や都民のせいにされても憤慨しかありません。

 だったら、休めるように休業補償をし、失われる粗利益を100%補償してから言えよ、と。

 

 

 「カネを出せ!」という意見が反発を買うのはわかっています。

 しかし、コロナ以前から背に腹は代えられない状況がある。誰かの身近になくとも、他の誰かやその周りにはあるのですよ。困窮した状態が。

 どうか「クレクレ乞食」などと言わないでほしい。

 

 それから、最も難しいと思っているのは、音楽や演劇、芸能などの分野です。

 同じ空間で観客と時間を共有してはじめて表現したいことが伝えられる。そのような「生の芸術」に携わる人々は、お金だけの問題ではない。

 

 おカネを補償したから休んでねと言われても、それでしばらく生きていけたとしても、お客さんの前で表現できなければ生きているとは言えない。そのような価値観で仕事をしてる人を、おカネだけでは救えない。

 

 だから、長期化させてはいけなかったのです。

 考えうる最悪を想定し、2月のうちに財政支援の継続と徹底的な対策を準備していれば……と今更言っても詮無いですが。(2月後半の記事で書きましたけども…)

 しかし、詮無いこととも言えません。

 やはりロックダウン戦略は必要ではないかと思う。しかし全国でやる必要なないでしょう。

「 ロックダウンしさえすれば良い」のではない。財政支援と併行させるのです。

 現在感染拡大しているのは主に関東と近畿です。まだ全国に波及していない。地域を限定したロックダウン戦略をやり直すチャンスでもある。新規感染者ゼロがつづいている地域を守らねばならない。

 すでに甚大な経済打撃がありますので、休業補償・粗利益補償はロックダウンを行わない自治体でも全国一律におこなう。長期的には消費税廃止も不可欠です。

 都市部での感染拡大を抑え、都市部から広げないために、圧倒的な財政支援と徹底的な感染対策をおこなう、二度目のチャンスです。

 

 「生の芸術」が価値を失わないようにするためにも、我慢する期間を短くするために、財政支援の拡大・継続が大前提になければならないのです。

 堂々と、カネをよこせ!と言って良いのだと思う。

 

 なるべく早く、コロナとおさらばするには、平時の感覚を捨てねばならない。

 大津波が来ているときには、本当に逃げる必要があるのかと渋る人は担いででも逃げないと命を救えない。どう生きるかとか価値観の話はまず生き延びて、コロナとおさらばしてから議論すれば良いのです。対策議論を歪めないために、財政支援が必要なのです。

 

 デフレ脱却もできず、コロナ対策も失敗してるのに「新しい生活様式」とか笑止千万だ。

 

 感染防止と経済対策の両方で失敗したければ、「ある程度経済を回しながら個々人の裁量でしっかりと感染対策」でどうぞ。

 

 倒産廃業と失業者を増やしたければ、財政支援なしの休業要請でどうぞ。生きるために休業要請破りをする店が出ますので、感染対策でも失敗します。

 

 財政支援の拡大・継続を前提にしなければ、感染対策の規模や方法がどうだろうと、感染防止も経済対策も両方失敗するのです。してるでしょ。

 

 

 自国通貨を発行できる日本に、財政問題などないのですから、政治家がその気になれば簡単な話です。一律10万円給付だって決められた。その気にさせるのが難しいだけなのだ。

 おカネを出し渋る政治家は次の選挙で投票しないと脅して、その気にさせるのです。選挙権を持つ国民の権利です。

 

 非常時です。

 1:大前提として、生き延びるための財政支援の拡大・継続を。 

 2:大前提として、長期的財政拡大路線への転換と消費税廃止を。

 3:大前提として、経済成長路線=所得が伸びていく普通の経済状況にさせる。
 

 もっとも直近の「1」ができなくて

 失敗路線から転換する「2」ができるだろうか?

 「1」も「2」もできなくて、もっとも長期の「3」が実現できるだろうか?

 はじめの一歩が大切です。間違えるとどうなるかは、20年以上のデフレ不況で実証済みです。

 

 

《 経済成長路線の実現は、様々な事象への、様々な価値観による、様々な個別具体論が生かされるための、大前提なのです。 》

 

 

 個人的には来週中にやらないと手遅れだと思いますが、さらなる長期化を覚悟するならロックダウンのすすめは横においても構いません。

しかし

財政支援の拡大・継続の実行を横に置くことは許されません。

 

 

 

 + + + 

 

中野剛志さんの新刊 

自然災害という国難と国家財政の真実~中野剛志著『奇跡の経済教室【基礎知識編】』より~

https://kkbestsellers.net/n/n452ce54c1193

無料公開中!

 

                                                     

目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】 目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】             

1,728円

            

Amazon

 

                                                     

全国民が読んだら歴史が変わる奇跡の経済教室【戦略編】 全国民が読んだら歴史が変わる奇跡の経済教室【戦略編】             

1,836円

            

Amazon

 

藤井聡教授の新刊 成長するための土壌を再創造しよう。

                                                     

令和日本・再生計画: 前内閣官房参与の救国の提言 (小学館新書) 令和日本・再生計画: 前内閣官房参与の救国の提言 (小学館新書)             

886円

            

Amazon

 

佐藤健志さんの近著 なぜ最低最悪に陥ったかわかる本。

                                                     

平和主義は貧困への道 または対米従属の爽快な末路 平和主義は貧困への道 または対米従属の爽快な末路             

2,160円

            

Amazon

 

「わたしたち日本人と、日本人としてのわたし」を考える本。

                                                     

こころの最終講義 (新潮文庫) こころの最終講義 (新潮文庫)             

572円

            

Amazon

 

令和の政策ピボット

 

…………………………………………………………………………………………………………………

 

なるほど… と思われた皆さんクリックお願いします。

 


人気ブログランキング