今日はリアルタイムで更新。大学の図書館からです。昨日はようやく最初の授業がありました。「映画における幻影について」みたいなタイトルの授業。生徒数は全部で20人くらい、男が4人で、そのほかは全員女性。授業は二時間(通常は三時間だが、昨日は最初だったので特別)で、そのほとんどが教授が一方的に話している。授業の最後に質問の時間が設けれていて、いかにも映画の関係者、といったおばさまが一人でずっと質問してました。


フランス語的には特に問題がないような気がする。教授はかなりゆっくりフランス語を話してくれるし、たしかに映画関係の専門用語で分からないものはあるけれど、それは日本語での講義でだって同じわけだし。学生の質問の内容とかはよく分からない(彼らはもごもごと非常にはやく話すので)けど、そこらへんは完全に無視すればいいだけのこと。


授業の評価は、参考文献のなかから一冊選んでそのレポートを書くこと、および授業中の発言だそうです。もともといい成績なんて狙ってないので、気楽にやっていくことにする。授業内容についてはまたそのうち改めて書きます。これから昨日の授業のまとめをつくるので。


それにしても、こちらの教授は(日本の教授と違って?)自分の行っている研究に信念を持っているような印象がある。昨日の教授(50代くらいのマダム)も、映画について実に真剣に、そして熱く語っていた。そういうのを見ていると、「なるほど、すごいな~」と感心してしまうと同時に、「やっぱり俺とはちがうよな~」という感想も抱いてしまう。自分のやっていることを心底信じられるというのは、たしかにひとつの能力ではある。


ところでフランスではいま風邪が非常に流行っている。図書館でもみんながセキをしているか、あるいは鼻をかんでいる。そういう僕もしっかりと鼻かぜをひいてしまいました。一日中寝ていれば治るんだろうけど、ホストファイリー宅なのでそういうわけにもいかない。結局、いちばん体力を使わないところ、大学の図書館にこもることになってしまう。