「雷電」のご報告 | 観世流能楽師の橋本忠樹でございます。

観世流能楽師の橋本忠樹でございます。

観世流能楽師の橋本忠樹が綴る日々のうだうだ日記
写真:吉野天人、撮影:金の星渡辺写真場


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10月も半ばになりました。

今年もあと2か月半。

 

早い早い。

 

9月10月と立て続けに台風がやってきて、

関西直撃の21号では私の家の周りも結構な被害でございました。

 

窓から外を見ると空中に色んなものが舞い飛んでいる。

 

アニメとかで、悪魔の世界とかで空中に何かが飛び回っている感じ

(わかりにくいかな) まあ、そんな感じで。

 

ほんとに怖い台風でした。

 

さて先月9月23日、京都観世会例会九月公演其の二に於いて

能「雷電」を勤めさせていただきました。

 

写真が出来て参りましたので少しですがアップいたします。

 

当日は、多くのお客様にお越し頂きました。

 

雷電は比較的上演頻度の少ない曲ですので

「一度見てみよう」と思ってくださったのでしょうか。

 

やはり多くのお客様にご覧いただくのは有難く嬉しいことです。

 

この雷電は、平安時代に、御所の清涼殿に落雷し多くの死傷者が出た事を、

大宰府に左遷され当地で亡くなった菅原道真が怨霊となり雷となって内裏を襲ったと

人々は考え恐れたという話を能にしたものです。

 

雷電は上演時間も1時間弱で、能のなかでは短い方であり

そんな短い中でも見所が多くとても面白い能です。

 

演じてみて、とてもやりがいのある能でした。

もう一度やってみたいですね。

 

今年の私の演能は、これでお終いです。

 

次回は来年4月6日(土)に名古屋能楽堂で「百萬」を舞わせていただきます。

初めて名古屋で能を舞います。子方は長男・和樹が勤めます。

 

宜しくお願い致します。

 

前シテ:菅原道真の霊

 

後シテ:雷となって現れた菅原道真

撮影:金の星渡辺写真場

 

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