この度の九州豪雨によりお亡くなりになられた方々、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、捜索・救助に当たられている皆様に感謝申し上げます。
現在も大雨に関する情報が出ており、これ以上被害が拡大しないことをお祈りしています。
数十年の一度といわれる豪雨が毎年のように降っている日本ではいつどこで水害が発生してもおかしくないのではないかと思っています。
そして、実際に水害にあってからではなかなか情報を探すのも大変であり、事前にある程度のことを知っておくことが必要ではないかと考えています。
あまり情報が多くても、覚えきれないと思いますので忘れがちなことをご紹介します。
まずは、ハザードマップと自宅を照らし合わせて自宅の浸水深を調べて避難が必要なのか、避難場所はどこなのか調べておきます。
ハザードマップは各自治体から配布されているほか、インターネットでも見ることができます。
ハザードマップポータルサイト(https://disaportal.gsi.go.jp/)
ちなみに自宅は想定浸水深が3~5mなので2階への避難では危険そうです…。
次に自宅、事業所等が被害に遭ってしまったら片づけをする前に被害状況を撮影しておきます。
罹災証明の発行や保険金の請求時に被害の証明に必要になる場合があるためです。
室内の他、建物の外側から浸水の深さが分かるように取ります。
また、水没により多くの車が流され不動車になってしまうことが予想されますが、ハイブリッド車・電気自動車には高電圧のバッテリーが積んであるため注意が必要です。
とはいえ、今のところ水没したハイブリッド車の救助中に感電したという事故を聞いたことがないのでただ水没した程度であれば高電圧回路を自動的に遮断してるので大丈夫だと思います。
問題は車が激しく損傷してしまっている場合です。
万一、オレンジ色の見るからに危なそうなコードが高電圧回路ですので損傷していた場合は触れないように注意してください。
そして、住宅の再生手順等をまとめた冊子を震災がつなぐ全国ネットワークさんが公開していますのでお時間があるときに目を通しておくといいかと思います。