近年の桜花賞勝ち馬を見ると、


23年:リバティアイランド(前走阪神JF1着)
21年ソダシ(前走阪神JF1着)
20年デアリングタクト(前走エルフィンS1着)
19年グランアレグリア(前走朝日杯FS3着)
18年アーモンドアイ(前走シンザン記念1着)


など、近年はトライアルレースを挟まず桜花賞に直行して好走するケースが目立ちますね。

(近年では2022年の勝ち馬スターズオンアースのみ前走クイーンC2着からの臨戦)

とはいえ、桜花賞に臨むローテーションの中で、最も好走馬を排出しているのは前走チューリップ賞からの臨戦馬。

以下のデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、このデータを見る限り、前走チューリップ賞出走馬か、あるいは前走阪神JF出走馬が狙い目になりそうですね。




※2024年JRAホームページより引用



今年の出走登録馬の中から、前走チューリップ賞組と前走阪神JF組ををピックアップすると、以下の8頭が該当。


《前走チューリップ賞組》

①スウィープフィート(5番人気)
②セキトバイースト(9番人気)
③ハワイアンティアレ(15番人気)
④タガノエルピーダ(1番人気)
⑬ワイドラトゥール(7番人気)
⑭ショウナンマヌエラ(10番人気)


《前走阪神JF組》

①アスコリピチェーノ(3番人気)
②ステレンボッシュ(5番人気)


※丸数字は各レースの着順を示します。


ちなみに前走チューリップ賞組は1・2着馬と1・2番人気馬が、前走阪神JF組は1着馬がしばしば好走していますので、


スウィープフィート(前走チューリップ賞1着)
セキトバイースト(前走チューリップ賞2着)
タガノエルピーダ(前走チューリップ賞1番人気)
アスコリピチェーノ(前走阪神JF1着)


ローテーションからはこの4頭が注目になりそうですね。

次に前走におけるローテーションのマイナスデータを3つご紹介しますが、以下の該当馬はほぼ連対しておらず、他に強調材料が無ければ割り引きが必要だろうと思います。


◾️桜花賞マイナスデータ

a. 前走Fレビュー出走馬
b. 前走アネモネS出走馬
c. 前走6番人気以下


上記のマイナスデータには、それぞれ以下の馬が該当しています。


〈前走Fレビュー出走馬〉

①エトヴプレ
②コラソンビート
③セシリエプラージュ
⑫シカゴスティング
⑬ジューンブレア


〈前走アネモネS出走馬〉

①キャットファイト
②テウメッサ


〈前走6番人気以下〉

エトヴプレ
ショウナンマヌエラ
ジューンブレア
セキトバイースト
セシリエプラージュ
ハワイアンティアレ
マスクオールウィン
ワイドラトゥール


以上、桜花賞の前走(ローテーション)についての見解でした。

それではまたお会いしましょう。