動悸息切れ不整脈


この違いをよく聞かれるので少し。


まず、心臓は常に規則正しいリズムで

運動を繰り返しています。




ちょっと話に夢中になっていて

心臓止まってたわあ。。。叫び



なんてことありませんよね。



そう。

心臓は無意識の中で生まれてから死ぬまで

常に生命維持の為の栄養素や酸素を血液と共に

隅々まで届けてくれています。



この無意識で・・・

というところが自律神経の働きです。




1日に全身に送られる血液の量は

ナントドラム缶40本分




それほど重要な臓器ですが

冠状動脈(心臓を養う血が流れているところ)に

コレステロールが溜まってくると

血管がもろく、細くなっていきます。




心臓は筋肉の塊ですが

激しく体を使うとそれだけ酸素やエネルギーを

消費するわけで



心臓は拍動数(血液を送り出す回数)を増やして

不足を補おうとします。


これが動悸です。



それでも酸素の供給が不十分なときは

無理をして呼吸を早くしながら補給しようとします。



この呼吸困難な状態が息切れです。





それでも無理を続けると

臓はオーバーヒート気味になり

不整脈などの症状が出ます。




健康な人でも興奮したり

激しい運動をすれば

息切れすることがありますが

これはそう心配はいりません。



それより散歩や体操など

軽い運動後の動悸や

階段をゆっくり上がっただけで起こる

息切れは注意しましょう。



手足のむくみや

体のだるさ

胸が苦しくなったりという症状が

伴うときは要注意パー



一度検査を受けてみましょう。




夜休んでいるときは

重力の関係で

心臓に血液が戻りやすい

状態になっています。



それだけ負担が大きいので

朝の動悸は貧血でも

同様の症状がでることがあるので

併せて注意しておきましょう。



【養生法】


☆十分な睡眠

☆ストレスの回避

☆コーヒー・紅茶・緑茶などカフェインを摂り過ぎない

☆喫煙を控える

☆過度の飲酒、運動を避ける