ねぇ……サンタって本当にいるの?---その1--- | 【実録】ネコ裁判  「ネコが訴えられました。」

ねぇ……サンタって本当にいるの?---その1---

イチロウ    「ねぇ……父さん……サンタって本当にいるの?」


終業式が終わり、早々に帰宅したイチロウの第一声であった。


ついに来た。

この質問……。


ウチの小僧も3年生である……8歳から9歳の途中である。

逆に「まぁ……よくこの歳まで気づかずにいたもんだ」と……少々感心もした。


だが……ここであっさり「サンタはお父さんでした」などとバラす程、ワタシ、タロウはお人好しではない。


少々顔をしかめて……。


タロウ     「ん……?……じゃあイチロウはサンタはいないと思っているの?」


まずは軽く探りを入れる。


イチロウ    「うん……いないと思う。」


と口ごもる。


タロウ     「どうして?」

イチロウ    「学校のみんなも『サンタはいない」って言ってるしさ……

          実は去年くらいから気づいてたんだ。」


ふむふむ……。


タロウ     「じゃあ……誰がサンタだと思う?」

イチロウ    「父さん……か……母さん。」


まぁズバリその通りである。


もう一度言うが、ここであっさり「サンタはお父さんでした」などとバラす程、ワタシはお人好しではない。


タロウ     「残念っ!!……違いますっ!!!」

イチロウ    「えっ!!……。」


逆に少々驚くイチロウ。


イチロウ    「だって……学校の友達も……『父さんが一緒に行ったおもちゃ屋で……

          コッソリ買ってるの見た』とか『おもちゃの保証書がトイズアーアスだった』とか

         『袋がデパートのだった』とか言ってたよ。」


はいっ!!そこの……今この記事を読んでいるお父さんお母さん……この辺りには気をつけましょう。


タロウ     「あ~~~……仕方が無い……。じゃあ……本当の事を教えるから……但しっ!!」

イチロウ    「但し?」


と少々勿体をつけて……。


タロウ     「この事は……本当は『16歳以上の子供にしか話していけません』って

         決まりなんだから……絶対に友達とかには言っちゃダメだぞ。」

イチロウ    「わかったっ!!」


疑問に対して「本当の事」と言いつつ……更に「本当の事じゃない事」を教えると……

子供は実にすぐに引っ掛かる。


ましてやコチラがルールを破ってまで教える辺りで……その疑いのバリアーは皆無となる。


タロウ     「じゃあ……どこから話そうかな……。」

イチロウ    「じゃあ……サンタは誰かって話から……。」

タロウ     「おいおい……いきなりそんな核心に触れるなよ……

         そこに行くまでに話さなきゃならないことがあるんだ。」

イチロウ    「ふ~~~~ん。」



以下次号。



と書きつつ、この話は夕方までにはがんばって続きを書きます。