モロコアパート | 【実録】ネコ裁判  「ネコが訴えられました。」

モロコアパート

いざ……出発である。


太公望の前を通って……川畑が使っていた争点だった駐車場前を通る。

同じ町内なので、実に歩いて1分ほどで川畑の住むモロコアパート前に着く。


少々古い建物である……さすがにオートロックとまではいかない様子であるが……

エレベーターは付いている。


エントランスを抜けてエレベーター前に……。


「貼ってあるじゃん……ゴミの日……。」


少々くたびれた感はあるが、キチンと町内配布の「ゴミの日表」がエレベーター横の掲示板に貼ってある。


エレベーターに乗る。


「ここにも貼ってあるじゃん……ゴミの日……。」


エレベーター内にもゴミの日表と……更に分別表が貼ってある。


しかも誰もが少々面倒だと思う作業……「キャップは別」や「ラベルは剥がして」などの部分には赤ペンで

マーキング付きである。


これで「ゴミの日を知らない」は……無いんじゃないか……?


エレベーターの中で一人で苦笑いをしながらツッコんでみる。


「303……303と……。」


ワンフロア5~6室といったところである。

インターホンを押す。


ピンポーンー♪


……暫くして中でガサゴソと音がする。


とりあえず在宅している様子である。

よかった……これで留守にされていたら……どうしようかと思った……。


川畑      「……はい。」

タロウ     「あ……山田ですけど。」

川畑      「あ……ちょっと待って下さい……。」


……………。


ガチャ……ガチャガチャ……。



以下次号。