謝辞

今まで多くの人達に助けられてここまでやってきた。

斉木さん……竹田さん……保健所の勝俣さん……情報管理センターのお兄さん……。

そして浦野さん……。

貴女がいなかったらワタシはどれだけ不安だっただろうか……。

ネコの写真を撮ってくれた八百屋の嫁さん……。

応援に来てくれた杉森のおばさん……影で支えてくれたおじさん……。

プリ……お前がいなけりゃ、あのプロジェクトは無駄だった……。

家族………。

いつも前向きな気持ちで……すべての人に優しさを分け与えることを教えてくれた母さん。

何事にも厳しい意見を出して……わざと逆境に立たされた時を教えてくれた父さん。

親父の面倒事に巻き込まれながらも……恐竜博だけで手伝ってくれたイチロウ。

世間のしがらみを笑顔で忘れさせてくれたイチコ。

長い人生経験を生かし……世間の怖さを説いてくれたハナばあさん。

明るく楽しくワタシの抜けた店の穴埋めを文句言わずこなしてくれたバイトのミドリちゃん。

妻のユミコ……。

冷たい時……温かい時……全てワタシを励ましたり叱ったり……

貴女の不器用な対応が……実は人一倍気を使ったワタシへの叱咤激励だった。

ありがとう。

貴女と一緒になれて……本当に良かった。

今日、たった１分にも満たない判決を聞きに来てくれた皆さん。

ありがとう。

あの後、皆さんと語った時……。

「毎朝・毎昼・毎夕・毎晩……更新が無いか…チェックしてます。」

「旅行の後なんかは『あ～～～３つも貯まってる！』なんて嬉しいんですよ！」

と言ってくれてありがとう。

その言葉を聞けただけで、ブログを立ち上げ……中途半端な示談もせず……

ここまで頑張ってやってこれた事を誇りに思う……。

ありがとう。

最後に………

この「ネコ裁判」の読者の皆さん。

貴方達はワタシのアドバイザーであり……先生であり……仲間であり……そして傍聴者であった。

６月から今日までの４ヶ月間……たくさんの意見をありがとう。

たくさんの励ましをありがとう。

たくさんの応援をありがとう……。

今ワタシは、通い慣れた簡易裁判所の法廷……傍聴席にいる。

判決言い渡しの５分前……。

傍聴席には多分読者の方が１０人程……。

何回も深呼吸をする。

いつもの書記官が書類の仕分けをしている。

裁判官の入廷を待つ。

判決言い渡しまであとわずか……。

何回も深呼吸をする。

滑り込みで来ないと言っていた川畑入廷……。

ワタシの斜め前の席に座る。

裁判官入廷………。

一同起立。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 イラスト：妙

以下次号。