タロウ準備書面---その3--- | 【実録】ネコ裁判  「ネコが訴えられました。」

タロウ準備書面---その3---

被告の言い分に関する記述




1. 該当ネコに関する記述(追記)


随分と人馴れをしている。


被告の姿を見て逃げる様になったのは6月に入ってからである。


随分と人馴れをしている為、初対面の人ならば容易に触ることが出来るであろう。


実際、乙号証で提出した小さな子供でも触る事が出来る。


証人「山本カズエ」も初対面で該当ネコに触れたと証言している。



2. 被告飼育のネコに関する記述


滅多に外出しない。


2階にいることが多い。


怪我をした為に4月下旬から5月上旬のうちに祖母宅へ引っ越した。


よって現在はネコの餌箱及びトイレを設置していない。



  準備書面5ページ総論に「3ヶ月以上調査したが証拠写真②の場所に置かれているエサを食べて、出入りを目撃したのは該当ネコだけだった。明らかに該当ネコのために置かれたエサだった」とあるが、これも原告の勝手な推察の断定である。


  追加書証として被告飼育のネコの写真を提出する事とする。



. 原告賃借駐車場に関する記述(提訴時)


この駐車場周辺には他にも数匹のネコがいる。


被告が確認するだけでも「雉虎柄」「白と雉虎柄」「白」のネコがいた。


万が一、車の傷が「ネコの傷」であったとしても該当ネコのみが付けたとは言い切れない。


この地域にネコが多数いる事は近隣住民なら周知のことである。


この事実に関する証人が必要ならば出廷要請をする用意がある。


追加書証として駐車場内で撮影した「白と雉虎柄」の写真を提出する事とする



. 原告賃借駐車場に関する記述(現在)


提訴時の駐車場と現在の駐車場は50m程しか離れていない


この駐車場周辺にも数匹のネコがいる。


原告はこの駐車場でカバーをかける等の傷に対する防御策は取っていない。


よって現在の車の様子を撮影した場合でも、その傷が提訴前に該当ネコによって付けられたものか提訴後に何らかの原因で付いたものかを立証することは不可能である。


又、上記3-③と同様の事が言える。


50m程しか離れていない為、上記3-④と同様の事が言える。


この事実に関する証人が必要ならば出廷要請をする用意がある。



追加書証として駐車場近辺で撮影した「雉虎柄」「白」のネコの写真を提出する事とする






総論




被告は該当ネコの飼育及び所有、又、侵入すら認めていない。


よって該当ネコに付けられた傷で車の修理にどれだけの金額が掛かろうが被告の与り知らぬ所である。


又、車の傷は該当ネコのみが付けたものとは言い難い。



原告は自己の観点・推察から独断で物事を判断する傾向にあるように思われる。



まず、そこまで車に傷が付くのが嫌ならば屋外に駐車せず室内の密閉空間に保管するべきである。


その対応が出来ないようであれば、カバーをかける等の対策を採るべきである。


だが原告は「第二回口頭弁論」でカバーをかけない理由を「買う費用がかかる」「かける手間が掛かる」「時間がかかる」と証言している。


このように原告は自己の防御策をなんら講じず、自らの過失を一切認めていない。




又、「第二回口頭弁論」にて、被告が飼いネコと該当ネコを摩り替えたなどと独自の突飛な発想から軽率に発言する辺りなど常軌を逸している。


原告の判断は、通常の常識では全くもって捉えることが出来ない。


被告はこの「原告の常識」大変苦慮している。




これにより本訴訟で出廷及び書類作成などの裁判の為に被った被告の精神的損害及び時間的損失と被告の業務に関する時間的損失及び経営上損失は多大なものである










以上で被告「山田タロウ」の準備書面に対する答弁記述を終了する。


被告は上記答弁及び参考記述に於いて、公平で迅速な判決を望むものとする。







                    署名



                           年   月   日