自作答弁書-その2- | 【実録】ネコ裁判  「ネコが訴えられました。」

自作答弁書-その2-

2.原告に対する記述


原告の事実確認の不足及び不備に関して


) 本件の前に起こされた訴訟(平成17年ハ1234号)は平成13年に死亡した被告祖父に対する物であった。

) 本件では削除されているが(平成17年ハ1234号)では「被告子息が無断で駐車場に侵入し猫との遊び場にしている」の一文があり写真も添付されている。しかしながらこの写真の女子は被告の子息及び血縁関係者ではない。被告子息ではない女子の写真を提出し「被告子息」と決め付けていた。

) 本件に関しても該当ネコの所有に関して被告に確認を取っていない。住居部分に上がり込んでいるだけで被告所有のネコと決め付けている。


この様な事実錯誤は複数の近隣住民に確認を取れば起きないはずである。


原告の告訴の仕方について

   

) 前訴訟(平成17年ハ1234号)を起す前に原告は被告に対して全く話し合いの場を持とうとしていないし事実確認もしていない。

) 前訴訟を取り下げ本訴訟に移るまでに原告からの連絡は1回のみで「被告は誰にすればいいですか?」と言う内容のものであった。

) その電話の際に原告は被告に対しネコの所有者の確認をすることもしていない。

) 本件に関しても訴状がいきなり届いての損害賠償請求である。



普通、常人常識人であるならば「お宅のネコで困っています」と言う相談があってしかるべきである。

そのような形で相談があれば、被告としても「ウチのネコではなく迷いネコですよ」と説明申し上げ「もし車の上に乗っているのを見かけたら追い払ってあげますよ」程度の協力をするつもりであった。


近隣住民としてはこの程度の協力は当然の事であると考えるところである。


だが実際は事実確認も充分でないまま原告独自の判断で訴訟を起している。

被告にとっては極めて迷惑であり不愉快である。


現状・現段階で、この裁判の為に被った被告の精神的損害及び時間的損失と被告の業務に関する時間的損失及び経営上損失は多大なものである。


「裁判を起す権利」は誰にでもあるが、上記のように事実確認の不備や正当な手段を踏んでいない上での提訴は「裁判の乱訴」に当たると思う。


現状・現段階での和解及び取り下げであれば、被告は原告に対して「謝罪文」と「時間的損失及び裁判にかかった必要経費」のみの請求を予定している(この場合、提訴という形はとらず原告・被告の話し合いでの解決を望む。)が、今後本件が長引くようであれば民法709条710条による告訴も考慮しなければならない。

原告の所有物(車)管理について


注意)この項目に関しては該当ネコが被告所有のネコで無い以上、記述は不必要だと考えるが、原告の為に敢えて記述するものとする。


) 原告は駐車場を賃借契約する前に周辺状況を調べる必要があった。

) 原告は駐車場を賃借契約する場合、屋根付きシャッター付きの密閉型車庫にする必要があった。

) 又、そのような形式の車庫が近隣に無い場合は車にカバーを掛ける等の処置をする必要があった。

) 原告は車の上にネコが乗ることを知りつつ、一切の防御策を取らなかった。(カバーを掛ける・ネコ避けスプレーを吹く・車上部を水で濡らして置く等)

) 原告はいわゆる「高級車」に乗る以上、その自己管理の責任を問われて然るべきである。


被告は上記のような行動を取らずに損害賠償訴訟を起すこと自体、常識を逸脱していると考える。

「大切な物」であるならば、それ相応の管理をしなくてはならない。


例)水溜りの前に雨合羽も着ずに立っていて水が跳ねたからといってドライバーを責める事は出来ない。



原告の損害賠償請求額について


 注意)この項目に関しては該当ネコが被告所有のネコで無い以上、記述は不必要だと考えるが、原告の為に敢えて記述するものとする。


) 原告の車は納車から1年半が経過している。

) 訴状添付書類の見積書から推察するに車の全面塗装と幌部分の取替え工事代金として1,100,758円を請求しているが、ネコが車全体に傷をつけるとは考えにくく又、該当ネコがつけた傷であると言う物証が無い。損害賠償請求の原則である「原状回復」の視点から見ても明らかな水増し請求である。



以上で被告「山田 タロウ」の答弁記述を終了する。


尚、裁判所には上記答弁及び参考記述に於いて、公平で迅速な判決を望むものとする。