亥の子金幣祭の恵光院と秋日和の筥崎宮花庭園20201104 | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

11月になって最初の亥の日である4日、

福岡市東区の恵光院というお寺で「亥の子金幣祭」という、

火の祭りが行われました。

 

寒気が入って寒くなった当日にピッタリの祭です。

 

「囲炉裏の焚き初め」であり、この日に炬燵などの暖房器具を出すと

火事にならないとか。

また、、イノシシは子だくさんなので、子孫繁栄、家族円満を願う

行事にもなっています。

 

 

 

そして、恵光院と同じく、筥崎宮の参道に位置する「神苑花庭園」

晩秋の花が見頃です。

 

常盤蝋梅(トキワロウバイ)

珍しい常緑のロウバイ、普通の蝋梅より早く花をつける

 

ガマズミ(莢蒾)

材が固いので鎌の柄として重用された→カマ→ガマ

実を赤色の染料とした→ソメ→ゾメ→ズミ

 

ネリネ(ヒガンバナ科)、別名「姫彼岸花」

 

ネリネという名前は、ギリシア神話に登場する美しい水の妖精

ネーレーイスの名にちなんだもの。

花言葉の「また会う日を楽しみに」「忍耐」「箱入り娘」は、

水底に暮らした水の妖精ネーレーイスの不自由な生活に由来

 

また、花に日が当たると宝石のようにキラキラと輝くことから

「Diamond lily(ダイヤモンドリリー)」とも呼ばれる

 

シュウメイギク(秋明菊)・・・キク科ではなく、キンポウゲ科

 

台湾ホトトギス・・・・茎の上部にのみ、花をつけます

ちなみに、ホトトギスは葉の付け根(葉腋)に花をつけます(下の写真も、台湾ホトトギス)

 

千両(センリョウ)・・・葉の上に赤い実

 

花はだんだん少なくなってきますが、赤い実があちこちで見られます。

見分けるのが大変だ~!