検事は1回目と同様、事件の内容を事細かに質問してきた。
犯行の時間はおよそ20分間。
その20分間の内容を、2時間かけて検事はずっと私に質問し続けた。
私は「え?その質問5分くらい前に答えたけど?」
とずっと思いながら、
白目を向いた状態で、
冷や汗を大量にかき、
今にも気を失いそうになりながら、必死で何十回も同じ質問に答え続けた。
以前のブログでも伝えたように、私は刑事さんからも事件のことを何度も聞かれて、その度に吐き気やめまいと戦いながら、必死で答えていた。
検事の質問に答える度に、
「刑事さんたちとの取り調べはなんだったんだろう………」
と思っていた。
すると検事から思いもよらない質問をされた。
「過呼吸を起こさなければ陰✕を咥えていましたか?」
私はこんな質問を、例え検事でも男性から聞かれるとは思ってもいなかったので、非常に驚いた。
私「絶対に嫌だったので、必死で逃げようとしたと思います。」
と、今にも息が止まりそうなくらい苦しかったが必死で答えた。
次に検事は
「何故犯人は陰✕を咥えるように指示したんだと思いますか?」
と聞き、この質問でずっと込み上げてきた怒りが爆発し、ぶちギレながら
「分かりません!!」
と、言ったのを覚えている。
その後、検事が何を言ったかよく覚えていないが、私に誘導するように質問し、
私「犯人は調子にのったから?」
と言ったのは覚えている。
「過呼吸を起こしていなければ、下着を履き替えていましたか?」
と検事に聞かれ、私は
「犯人は出口側にいて、逃げられそうになかったので、当時着ていたトレーナーが腰まで隠れる服だったので、トレーナーでお尻を隠しながら履き替えていたかもしれません。」
と答え、検事は
「う~ん…………おかしいな…………」
と言った。
私は自宅に全く知らない男が勝手に入ってきた時点で、すべてがおかしかったので、
検事が何に対しておかしいと言っているのか全く分からなかった。
何度も伝えているが、私は不幸中の幸いか、強姦はされていない。
強姦された被害者は、きっと取り調べで、加害者が勃✕や射✕したタイミングや回数などもしつこく聞かれているのだろう。
検事はさらに私を追い詰めるように質問してきた。