思考を超えた魂の叫びって、どんな感じだと思う?
そこには、言葉だけがあるの。
誰が言ってるんだ?と耳と澄ますと、自分が言ってた。そんな感じでした。
一瞬、なにが起きてるのかわからなくて、茫然とする。その次の瞬間、“私”が戻ってきて、それを受け取る。
あぁ、私は本当はこうしたかったんだと、知るんです。それが思考を超えたところにある、魂の叫び。
わたしの魂の叫びは、期待したカッコいい言葉じゃなくて…
【運命があるとしたら】
治療が終わって半年ほど経ったとき、体内に病気はないし、先生にも順調だねと言われる。それでもなくならない“恐れを持つ私”と、対話してたときのこと。
このとき初めて、死の恐怖を真正面から感じ、こんなに私は怖がっていると知り、思い切り泣いた。
『あぁ、こんなに怖いのなら、もしこのまま死んじゃうってなったら、後悔するのかな…』そんなことを思った。
『後悔しそうだな…』
『最後の最後に何をしたいのかな…』
『どうやって過ごしたいって思うのかな…』
そんなことをぼんやり考えた。
やっぱりこういうときは、カッコよさげな
『愛する家族と一緒に過ごしたい』とか
『ささやかな日常を過ごす喜びを』とか
そんな答えを期待しながら、気づきが起きるのを待ってた。
なにも出てこない。
そんなこともあるさ。
すると、しばらくして。
無意識にそう言ってたのです。本当に声に出して言ってた。この瞬間、死から生きるに視点に変わった。
そして死への恐れを持っていても、苦しくないのなら、恐れを持っていられると知りました。
乗り越えない選択もあるという、経験をした。
魂の叫びを聞いて、涙が止まらなかった。
『これをしたいんだよ!これをするために生きるんだ!』そんな思いがどこかで、かすめていった。
病気にならなかったら、この年齢でここまで死を恐れることはなかったと思う。病気になったこと、それも死を連想させるような病気。
これすらも運命なのかは、わたしにわからない。そんな運命なんてわざわざ選ばなくてもいいんじゃないの?って正直思った。
蹴飛ばしたいほどの2年間という時間。失った貴重な時間に焦りを感じていたけど、それが違ったんです。
確実に私の人生はとっくに動き出していて、そしてやっと、使命が何なのかが明かされていきました。
6)へつづく
~やさしさの中で愛おしさ溢れる対話~
インナーチャイルド・コーディネーター
やまがた貴子(心理セラピスト)
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