思考を超えた魂の叫びって、どんな感じだと思う?

 

そこには、言葉だけがあるの。

 

誰が言ってるんだ?と耳と澄ますと、自分が言ってた。そんな感じでした。

 


 

一瞬、なにが起きてるのかわからなくて、茫然とする。その次の瞬間、“私”が戻ってきて、それを受け取る。

あぁ、私は本当はこうしたかったんだと、知るんです。それが思考を超えたところにある、魂の叫び。

 

 

わたしの魂の叫びは、期待したカッコいい言葉じゃなくて…

 

【運命があるとしたら】

1. ヒーリング能力の開花

2. 閉ざしていた“回路”が開く

3. アパレルパタンナーから、心の世界へ

4. 闘うことを止めた日

5. 魂が叫んだ

6. ついに使命を知る

7.使命に引っ張られた?

 

 

 

治療が終わって半年ほど経ったとき、体内に病気はないし、先生にも順調だねと言われる。それでもなくならない“恐れを持つ私”と、対話してたときのこと。

 

このとき初めて、死の恐怖を真正面から感じ、こんなに私は怖がっていると知り、思い切り泣いた。

 

 

 

『あぁ、こんなに怖いのなら、もしこのまま死んじゃうってなったら、後悔するのかな…』そんなことを思った。

 

『後悔しそうだな…』

『最後の最後に何をしたいのかな…』

『どうやって過ごしたいって思うのかな…』

 

そんなことをぼんやり考えた。

 

 

やっぱりこういうときは、カッコよさげな

『愛する家族と一緒に過ごしたい』とか

『ささやかな日常を過ごす喜びを』とか

 

そんな答えを期待しながら、気づきが起きるのを待ってた。

 

 

なにも出てこない。

そんなこともあるさ。

 

 

 

すると、しばらくして。

 

 

 

『セラピストを満喫したい』

 

無意識にそう言ってたのです。本当に声に出して言ってた。この瞬間、死から生きるに視点に変わった。

そして死への恐れを持っていても、苦しくないのなら、恐れを持っていられると知りました。

 

 

乗り越えない選択もあるという、経験をした。

 

 

 

魂の叫びを聞いて、涙が止まらなかった。

 

『これをしたいんだよ!これをするために生きるんだ!』そんな思いがどこかで、かすめていった。

 

 

 

病気にならなかったら、この年齢でここまで死を恐れることはなかったと思う。病気になったこと、それも死を連想させるような病気。

 

これすらも運命なのかは、わたしにわからない。そんな運命なんてわざわざ選ばなくてもいいんじゃないの?って正直思った。

 

蹴飛ばしたいほどの2年間という時間。失った貴重な時間に焦りを感じていたけど、それが違ったんです。

 

確実に私の人生はとっくに動き出していて、そしてやっと、使命が何なのかが明かされていきました。

6)へつづく
 

~やさしさの中で愛おしさ溢れる対話~

インナーチャイルド・コーディネーター

 

やまがた貴子(心理セラピスト)

 

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