五感で堪能する『品格が上がる日本料理のテーブルマナー講座』を終えて

人生は自由に、楽しく、お洒落に！

MIKA DECO Parisのミカ・クレールです。

バンコクから戻ってきました！

ブログを書こうとパソコンまで持って行ってたのですが、

朝起きてから深夜まで、ホテルライフを楽しんだり、バンコクの町を楽しんだり。。

久しぶりのバンコク、かなり楽しめました。インスタグラムには投稿してますが、

ブログにも書いていこうと思っています。

今日のブログは先日ありました

品格の上がる日本料理のテーブルマナー講座についてです！

この講座は、私が講師を務めるのではなく、

茶道細川御流・華道細川未生流　お家元代行によるテーブルマナー講座ですが、

毎回、毎回、私も新しい発見があります！

懐石料理とは、

茶道のお茶事の中の茶懐石に由来するものであり、

その背景を聞くととても興味深いものがあります。

和室でのご挨拶の仕方から、

今回は、茶道をされていらっしゃるご夫婦のご参加もあり、

茶事でのマナーも含めてお話しがありました。

お茶を楽しむ、、

和蝋燭の薄暗い中で、夜の茶会を楽しんだり、

春の風に揺れる釣り釜で、自然を感じながら茶を楽しんだりなど、

季節折々のお茶会で楽しむのが日本人の素晴らしい感性。

そこでのマナーは、暗黙の了解で知られているべきであり、

相手の空気を読んで、場の空気を読んで、

お互いに暗黙了解の中で進んでいく。

『空気を読む』という、日本独特のマナーを改めて学びました。

私の講座では、日本人にとっては学ばないと習得できない

世界標準マナーを基本に教えていますので、

空気を読むという事は、

外国人とのコミュニケーションにない事をあえて伝えていますが、

外国人とのコミュニケーションを確立したあとに、

私たちの素晴らしい文化を世界に伝えていく、

ということは、とても大切だと思います。

『本当の意味を知ってこそ伝えれる』

それが、この日本料理のテーブルマナー講座の目指すところです。

毎回この講座は、京都の老舗料亭『菊乃井本店』でさせていただいてます。

かれこれ３年になるでしょうか？

高級料亭でさせていただくのも、理由があります。

京都東山の広大な敷地に立つ料亭での、静寂で贅沢な時間。

美味しいお料理に舌鼓をうちながら、料亭での日本料理すべてを堪能できます。

料理、器、設え、おもてなし、

毎月、季節に合わせてお献立が変わり、

年が変わって、同じ月に講座をしたとしても、

定番の美味しいお料理は残しながらも、ほぼ新しいお料理ばかりです。

厨房では、新しく、クリエイティブな素材や料理の研究がされていて、

毎回、クリエイティブで、本当に美しいお料理が出てきます。

またお料理に合わせた器が素晴らしく、

目で楽しむ日本料理は、まさに芸術そのものです。

それを愛でる心こそ、日本人の心でもあると思うのです。

今回も、皆様マナー講座とお料理に大満足でお帰りになられました。

フォアグラとトリュフを使ったお料理。

ゆずの香りがそのまま味わえる

白子。

女将の気の利いた会話。

MIKA DECO Paris 品格が上がる日本料理のテーブルマナー講座　ご感想

・菊乃井本店　という名実ともに一流の料亭で美味しい食事とともに日本料理のテーブルマナーを学べたことが大変有意義でした。わかってそうで、わかっていないマナー、おしぼりの使い方、器の扱い方、食事のいただき方などを学べ、これから日本料理をいただくときは、もう少し気をつけないと底が割れてしまうな、、と思いました。講師の岡本先生は上品でありながら、話しやすい雰囲気を醸し出してられ、本講座の講師にぴったりのかただと思いました。

・マナーを学ぶことで、料理の味わい方に新しい見方ができ、より堪能できた。最高の空間で最良のお料理を味わうことができ有意義であった。

・フレンチとは違う文化のお話を伺うことができて大満足でした。あっという間の３時間。美味しい食べ物もそうですが、空間やマナー、しきたり、、全てを通して学ぶことができた１日でした。”空気を読む”ことの大切さや、それが日本独特であることを改めて実感しました。振り返って復習します。ありがとうございました。

・菊乃井さんのお料理がすばらしく、ずっと来たかったお店なので、とても嬉しかったです。時間がたつのが早く感じるほどでした。お茶をやっているくせに恥ずかしいのですが、日本料理のマナーの細かい作法、知らなかったこと、美しい所作について学べたと思います。時流ではない、茶道のお話も聞けてよかった。ありがとうございました。

岡本先生とご一緒に！