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かよわき労働者の社

何かに煩わされながら仕事をするなんてバカげてる。楽しい人生を手に入れなきゃね。

前回のブログ更新から二ヶ月ちょっと。
 
忙しくはあったのだが、単なる横着だな。

抜けない疲れも蓄積されているようで、気力も衰えていたように思う。

疲労は身体にダメージを与えるだけではなく、心にもそれかりの負荷を掛けることになると改めて実感している。

そろそろ二足の草鞋も限界かもしれない。

本業、副業ともにたいした仕事をしてるわけではないが、それでも仕事の分量は確実に増え続けている。

パラレルキャリアとは聞こえはいいものの、現実は過酷ってことだな。

さて、今月に入って立て続けにパワハラに関する相談を二件ほど受けた。

そのうちの一件はホームページを見てから連絡だったが、実のところうちの事務所の業務メニューにはパワハラにまつわるものは一切なく、ホームページにもパワハラに関する記述はほんの一行で、この記述もパワハラ解決を連想させるものではない。

電話のやりとりからの推測だが、あらゆるところに相談したが納得いく回答を得られず、巡り巡ってうちのホームページにたどり着いたといった印象だ。  

「初回相談無料と拝見したのですが...」とのアプローチで、無料で使えるものは何でも使ってしまえといった感じだろう。もちろん俺としてもホームページにそううたっている以上、丁寧に対応をさせてもらった。

あくまでも俺の経験の範囲内での話になるが、パワハラ被害に遭ってそれが一定程度進行してしまうと、自分の状況を理路整然と的確に第三者に説明する能力を奪われてしまう。

もちろん最終的にはパワハラ被害から抜け出す方策を提供しなければならないのだが、まず、その人に何がいま必要なのかの判断が非常に難しい。

たちまちのところ、休息が必要なのか、パワハラ対象と対峙することが必要なのか、医師に相談すべきなのか、そのケースによって様々であるはずなんだな。

我々士業者は、現に起こっている現象から実務上でのアドバイスや業務内での処理はできるが、その人の受けたダメージの診断や治療、心のケアをする能力は当たり前ながら持ってはいない。

ここに今後なすべきことのヒントがありそうだな。しかるべき機関や人との連携が必要になるんだと思う。

さてさて、今日は1日サラリーマン稼業でガッツリ仕事だ。

かよわき労働者としての経験をしっかり積むこととする。