9月に入り、台風9号、10号と続けて九州へ上陸しましたが、被害はございませんでしたか?
9号は少し油断していたせいもあり、かなりの強風に被害がでましたので、10号は十分に備えて臨みました。
なんとか、大きな被害もなく乗り越えられそうですが、まだ、停電等の復旧がなされていない地域もあるようで、一刻も早し復旧をお祈り申し上げます。
最近、昔の借金についての相談が多いように感じます。返済せずにそのままになっていた借金で、請求もこなくなっていたものが、突然、請求が来るようになった、というものです。
理由はいくつかあると思いますが、債権が譲渡され新しく債権者になったところが、再び請求を出しているようなケースがあります。
注意して欲しいのは、消滅時効を援用できる場合があるということです。
消滅時効を援用することを良しとせず、支払う気持ちがある場合は、支払いの合意を行ってもよいのですが、できれば、支払いを免れたと思っていらっしゃるのであれば、まずは、消滅時効を検討してはいかがかと思います。
消滅時効とは,債権者(お金を貸した人)が債務者(お金を借りた人)に対して請求等をせずに,法律で定められた一定期間(5年ないし10年間)が経過した場合に,債権者の法的な権利を消滅させる制度をいいます。
請求がきた場合は、安易に支払う約束はせずに消滅時効を検討して下さい。