石北本線に乗るのも最後だろう | 旅一郎のブログ

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国鉄(日本国有鉄道)が、最後の全盛期を迎えた昭和47年ー53年までをテーマにした、汽車旅のブログです。

旧型客車亡き後、日本の鉄道旅行は本当につまらなくなりました。そのため海外ネタも載せています。

当時の雰囲気を伝えるものは鉄道にかかわらずアップします


黙想しているかのような静寂な車内。

これが好きだ。

中越を出るとルヘシベ川が近づいてきます。

時折落石ガードがありその隙間から護岸工事のない自然の川が横たわるのが見えます。この組み合わせはおそらくここだけのもの。

天幕駅跡を過ぎ、ルヘシベ川を渡る。

上川15:20到着。46分停車。

キハ40をじっくり眺めることができます。

いろんな角度で見ながら、昔を思い出す。

風雪に耐えた外装。何度も塗装を重ねたであろう凹凸がある。


上川の停車中に近くのセイコーマートに買い出し。コーヒーと赤ワインなどを求めました。

上川停車中に天気は雪になった。

深い雪に埋もれそうな駅名版

雪景色を見るとフランダースの犬を思いだす。

なんとなくワインが飲みたくなった。ポテトとチーズを合わせています。

外は雪。車内は暖房でぬくぬく。贅沢ものだ。

旭川が近くなり晴れてきました。

当麻。味のある駅名版と屋根は無くなった。

初めて北海道に来たのは昭和60年。キハ40はすでにあらゆる線で見られた。

急行「しれとこ」の標津線編成などで乗った事もある。

間も無く旭川。39年間乗り続けたキハ40ももう終わり。

終わりました。石北本線の旅。そしてキハ40の長い旅。後継車はH100というのが心許ない。

もうわざわざ鉄道で来る事もないだろう。