こないだ都アート巡りをするに当たっては、「現代アート」の何たるかのヒントを得られないかと、予めkindleで何冊か興味ある特集分を購入してパラパラと見ていた。


ネックは価格で、特に最近値上げしたらしく、「¥2000」!!(正確には¥1980)というバカ高さだったので、これ以降は図書館で借りるのが良いと考えた。


しかし、紙の本を手にして衝撃だったのは、kindle参照時には、全く違う「モノ」として想定していたせいだった。

kindleで読んでる時は、特に深く考えず、「週刊誌」(またはA4サイズのムック等)と勝手に漠然と思い込んでいたら、実際は「文芸誌」(A5サイズ)だったのだ。

(わかりやすく例えると、「週刊文春」を想定していたら「文藝春秋」本体が出てきた、というところか。w)


雑誌に厚みや硬さがあり、伝統的な格調も感じた。

思い込みの根源は、購入した号の特集内容(「NFTアート」など)にもよっていたかもしれない。

「美術手帖」に対しては随分失礼な思い込みを勝手にしていたのかもしれないが、「kindle発」だったからこそ生まれた「勘違い」が、「アートの入り口」として妙に面白く感じた次第だったので、書き記すことにした。