前回の神社は大きな謎を未解決で残してしまいました。

 

■赤尾白山神社・・・埼玉県坂戸市赤尾1668

 

 

 

越辺川のすぐ傍です。

 

神社の向こうに見える土手が越生川の広い土手です。

 

拝殿

 

拝殿の瓦には崇神の神紋

 

 

 

本殿覆屋

何も分かりません。

 

これは拝殿に向かって右手の

 

八坂神社

 

さらにその右手には愛宕神社

 

さらにその右手には…九頭竜大権現かな?

 

では猫の足あとサイトで詳細を見てみましょう。

祭神は菊理媛命・伊奘諾尊・伊奘冉尊

境内社は愛宕神社、九頭竜祠、一目連祠、白山祠、九頭竜祠、(赤尾八坂神社)

(九頭竜で合ってた…ホッ)

 

由緒を読んでみましたが、何とも辿りようがないですねぇ。

古い祭神は菊理媛命・伊奘諾尊・伊奘冉尊ではないとは思いますが…

 

注目は一目連です。

鍛冶業をやっていると強い光を見続けることで片眼をつぶされてしまうことを表現したもので、天目一箇とも言われています。

おそらくはこの周辺で川の砂鉄と山の炭による製鉄業を展開していた痕跡だと考えます。久留米地名研究会・古川清久氏によれば金山彦に集約される神様ということでした。

愛宕も金山彦ですので、ここ赤尾白山神社は鍛冶業にかかわる人々の拠点だったのかもしれません。水もあるしね。

赤尾という地名も鍛冶業に関連するものかもしれませんねぇ。