こんにちは。
飛行機で旅をしたくなるブログです。
前回、「飛行機が離着陸する滑走路はどのように決まるのか?」
では風向きと飛行経路によって「主に」使用する滑走路が決まる、という話をしました。
今回は、少しマニアックな情報をお伝えしたいと思います。
「主に」と表現したのは、例外があるからです。
まずは「時間帯別運用」について説明します。
15時から19時の約3時間は滑走路の運用がすこし違います。
南風運用のとき、
(「南風運用」については「飛行機が離着陸する滑走路はどのように決まるのか?」を見てください。)
西方面への”離陸”にRunway 16R、22を主に使い、
西方面からの”着陸”にRunway 16L、
北方面からの”着陸”にRunway 16Rを使います。
ちなみに
南風運用で西方面からRunway 16Lに着陸する場合、コックピットでは
「時間かかるじゃねえか、チクショウ!」みたいな会話があったりなかったりします。
実際、西方面からRunway 34Lに着陸するケースとRunway 16Lに着陸するケースを比べると
下の図のようになり、距離にしてざっくり約90km、時間にして10分強、余分に時間がかります。

その他には
騒音に配慮した深夜時間帯の運用、
交通量を考慮した柔軟運用(南風運用時、西行きの特定の便で16Rを使用したり)
等ありますが、また機会があれば説明したいと思います。
またもちろん、普段使っている滑走路が何かの理由で一時閉鎖したりすると
普段とは違う滑走路で離着陸することもあります。
その時々の交通量など、状況によって、管制官の判断で着陸する滑走路が変わることもあります。
もっとも多いのは、西方面からの着陸機が”34L”から”34R”の着陸に振り替えられるケースです。
北方面に比べて西方面の交通量が多いので、すいている”34R”に着陸させる指示が出ることがあるのです。
この時、コックピットでは
「よし、早く帰れる!」
(渋滞している”34L”から逃げられるし、
第2ターミナルを利用している航空会社(ANA、AIRDO、ソラシドエア等)
は34Rに着陸したほうが到着ゲートに近くなる場合に到着時刻が早くなるため。
詳細は後日。)
とか
「今言うなよ!」
(タイミングによっては急な滑走路変更への対処がかなり忙しくなるため。
詳細は後日。)
とか、そんな会話があったりします。
以上、飛行機が離着陸する滑走路について、少しマニアックな情報をお伝えしました。