たべもののこえ・プロデューサーの竹中聰子(おかん)です。
食・料理・メディアの専門家として、〝台所から世界を見つめるコミュニティ作り〟を目指して活動しています。
この週末は、たべもののこえ料理教室【イギリスはおいしい? 〝都会と料理〟の始まりから今まで】の開催でした
メニューは、
★何は無くともフィッシュ&チップス ミントマッシュピー添え
★ローストビーフのお国から〜牛肉のタリアータ 特製ジェノベーゼソース
★ベジタリアンのフィロパイ〜地中海への憧れ
★ちょっと変わったボンゴレパスタ〜モダンブリティッシュのお料理
そしてオマケで、りんごのクランブルでした。
今回おいでいただいた方々は、食いしん坊なのは間違いなく(笑)、そして何よりも、たべものを通して生きることを楽しみたい大切にしたい
ということが伝わってくる方ばかりでした。
いつも、このたべもののこえ教室シリーズは、お話しすることがかなりメインなのですが、私が話すにつれ、皆さんも自由に思うところを話してくださるのがうれしく、〝この小さな台所が実は最先端〟ということを実感できるんです
今回は、私がテンションあがり過ぎてお喋りし過ぎてしまったのか、お教室終わったとたんに、夕寝してしまったほどでした(笑)
今回の内容は、イギリスの産業革命から始まる都会での生活とたべものの関係に始まり、それが今の生き方や働き方、家族の形や男女の生き方、そして健康などにどんなふうに影響を与えているかを、感じとっていただくようなものでした。
今の時代は、情報があふれ過ぎて、何を信じていいかわからない時代
たべものについても、色んな情報が飛び交いすぎて、逆に気にし過ぎてしまうところも
そんな中、過去の人々が実際に体験した出来事や、食べていたものを、フラットな気持ちで見ていくことで
これを食べては行けないとか、
これを食べるべきとか、
こういう生活こそ健康的だとか、
思い込んだり、決めつけたりしなくても、もっとたべものを自由にとらえていいことに気づきます
今回の料理教室を終えて、一番感じたこと。
それは、何を食べていいかわからない時代は、どう生きていいかわからない時代だということでした
もっと自由に語り合い、食べて生きていけることの幸せをかみしめて、たくさんの人たちとお料理を作りたいな
今回は、揚げたてのフィッシュ&チップスをほうばりながら、恵比寿ビールで乾杯
キッチンドランカーを堪能したのでした
あ…もしかして夕寝しちゃったのって、このせいだったりして