たべもののこえ・プロデューサーの竹中聰子(おかん)です。
食・料理・メディアの専門家として、〝台所から世界を見つめるコミュニティ作り〟を目指して活動しています。
ゴールデンウイーク後半は、料理教室の開催でした
まずは、あるひとつの料理技術にテーマをあわせて開催させていただいている、【包丁人のルール】シリーズ。
今回のテーマは〝野菜を切る〟でした。
メニューは、日本料理のあしらえで旬のカルパッチョと、春の彩りカフェサラダ
そして、今回も恒例の包丁研ぎ講座を最後にさせていただき、ご持参いただけた方はご自分の包丁を研いでいただきました
今回も色んな包丁が集まりましたよ
前回の開催記事はこちら
https://ameblo.jp/tabemononokoe/entry-12455623511.html
そして、もう1つの料理教室シリーズも、無事開催させていただきました
もう何年もあたためてきた新・料理教室シリーズの第1回目【家庭料理はどこからやって来た?大さじ小さじ物語】です。
今回は、ヨーロッパから新大陸にかけての移民の歴史、そして日本の家庭料理がどんなふうに生まれて来たかをお話するために、4品をじっくり作りました
メニューは…
秘密のコーンブレッド
マンハッタンクラムチャウダー
たべもののこえ流シェパーズパイ
朝食にも!さわやかキャロットケーキ
来ていただいた方は、「どれも作ったことがないものばかりで、あまり聞いたことのない料理もあってイメージがわかなかったけど、どれもめっちゃ美味しい」と喜んでくださいました。
ほんと自画自賛ですが、どれもこれも美味しくて(笑)、日本の家庭でも作ることができる、優しい味の家庭料理ばかりなんです
そしてさらに言ってくださったのは、「色々なお話を聞いてからだと、余計に美味しく感じるね」ということでした
そうなんですよね
ただ美味しいというのもいいけれど、食べものに限らずその背景を知ることで、これまでの日々がよりいっそう輝いたり、料理なら美味しく感じることがありませんか
自分がこれまで作ってきたお料理が、そのやり方で、またその願いが、実は世界中の人と通じ合えるものがあるとしたら
そんな気づきを感じてもらえるような、お料理教室にしたいと思っています
どちらの料理教室シリーズも、もしかしたら他の方がなさっている料理教室とは違い、ちょっとマニアックな部分もあるのですが実は皆さん、〝もう少しだけ深く知りたい〟と思っている気がするんです。
一緒にお料理をしていると、その思いがじんわりと伝わってきます。
そして限られた時間だけれど、一緒にお料理できてうれしかったなといつも思うし、感謝の気持ちでいっぱいになります
お料理をするって、いったいどういうことなんでしょう
ステキなことには間違いないけれど、いい意味でその答えは無限大に広がるような気がしてきました
これからも、小さな台所からですが、目の前にある食べものたちを楽しく料理しながら、明日の元気や幸せを願える料理人でありたいと思います
本当にごちそうさまでした