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たべもののこえ・プロデューサーの竹中聰子(おかん)です。
食・料理・メディアの専門家として、〝台所から世界を見つめるコミュニティ作り〟を目指して活動しています。
先日、ある大手メーカーさんの方たちにお醤油作りの工程を教わり、自分でお醤油をしぼる経験をさせていただきました。
そして持ち帰った、その生揚げ醤油で…
シンプルに冷ややっことってもフレッシュな味がします
最近は生しょうゆが流行っていますよね。
そのフレッシュさもお醤油の魅力、そして火入れしたことによって香りが醸し出されるお醤油も魅力
本当に日本のお醤油は、世界でも類を見ない、無数の香りを内包している魔法の調味料だと思います。
世界の有名な香辛料や調味料とあわせたとしても、日本の醤油が最終的に持って行ってしまうくらいのパワー
世界の味付けのベースは塩コショウだけれど、「照り焼き」がカミングアウトしたとたん、すべての人がホレボレしてしまうあの破壊力
いやはや、日本人はすごいな〜
こんなもの作ってしまうなんて。
そして、このお醤油と料理人が、料理によってめんめんと築いてきた関係にもとっても興味がわいてしまいました。
味をつけるとき、料理人のその舌と技術と感性で、同じお醤油でもまったく違う風味に仕上げて来たのですから。
鎌倉時代、江戸時代…その時代時代で、醤油の形態や種類なども色々と姿を変え、その土地の料理人と特別な関係を作ってきたお醤油たち。
大げさかもしれませんが、料理をする上でも千変万化するその調味料は、こちらが料理しているのか、それとも醤油に料理されているのかわからないくらいの威力を持っている気が私はします。
本当にシンプルな冷ややっこでさえ、美味しいひと皿に変えてしまう日本のお醤油。
奥深すぎて、ため息が出そうです