“ロンドン食の旅”中盤は、イギリスといえばこの人!という、
ジェイミー・オリバーのイタリアンレストランへ🍝
彼のお店はロンドン市内にもたくさんあるのですが、今回はコヴェント・ガーデンの界隈にあるお店に行くことにしました。
地下鉄を降りて歩くと、街がとっても賑やか💙
この日からイギリスは「バンク・ホリデー」(銀行が休業するので休日になるという日)を含め、ちょうど3連休に入ったところ。お天気も良かったので、人出がたくさん。
ショッピングモールが続くコヴェントガーデンは、映画『マイ・フェア・レディ』のロケ地としても有名ですよね✨
そしてこちらが…
ジェイミーズ イタリアン🍴
ジェイミー・オリバーは、他にも違うスタイルのレストランを展開していますが、家庭料理に近い味をいただきたかったので、こちらのカジュアルレストランを訪問しました。
ジェイミー・オリバーをご存知ない方もいると思うので、少しご紹介。
ジェイミー・オリバーはイギリスのシェフで、1998年にBBCで放送された『裸のシェフ』という料理番組シリーズなどがきっかけとなり、今やイギリスの食といえば彼を知らない人はいないくらいの有名人。
これまでに、無職の若者たちを集めて一流のシェフに鍛え上げ、ロンドンの人気レストランにしたり、給食などを通した子どもたちへの食育活動、そして数多くのテレビ番組出演や料理本を出版しています。
冷凍食品や調理済みの料理を食べることが多いイギリスで、シンプルで家庭でもおいしく出来るメニューがたくさんあり、イギリスの食文化を牽引してきた存在だと言う人もいます。
でも近年は、店舗をいくつも閉店したりして、彼の活動は少し転換期にあるよう。
そんな中で、間もなく発売される彼の本のテーマは“イタリアン”だそう。
確かに彼の料理番組を見ていても、何かホームグラウンドというか、彼の原点にはいつも「イタリア」があり、「家庭料理」があるなぁと感じます💕
そんなお店で、頼んだのはこちら。
ホームメイドのシーフードパスタ🐟
ウエイターさんが「近海の魚介類を使ったシーフードパスタで、今日のオススメだよ」と教えてくれたので、頼みました😊
感想はほんまに美味しかった😍
実は、行く前に評判を聞くと「最近は、あんまりジェイミーは流行ってないよ」とか「ファミレスみたいな感じ」など言う人もいたので、ちょっと悲しくなっていたのですが…
でも、それを吹き飛ばすくらい美味しかったです。
何というか、変な言い方ですけど、日本人絶対好き!!!(笑)
素材を生かした、おダシの感じとか、
シーフードの風味はもちろん、ソースが美味しくて💗
ウエイターさんに「このソースは?魚介類?」と聞いたら、
「ソーセージなどのお肉だよ」と答えてくれました。
お肉とお魚の組み合わせで、味に奥ゆきを出すのが面白いんですよね~✨
こういうのは日本のパスタにはあまり無いかも?
実はこの他にも、ジェイミーが注目している活動で、Food Waste(食品廃棄物)に関わりのあるお店も訪ねたかったのですが、タイミングがあわず行けなくて。
日本でも最近、問題になっていますよね。
ちなみにイギリスの食品廃棄物は年間670万トン、そして日本はなんと年間1700万トンだそうです。
倍以上⚡日本まじヤバイ💦
Food Wasteの問題は、様々な観点から論じられていますが、
私は「料理を作る技術」がこの問題を解決すると思っています。
自然の恵みを、おいしくいただく技術。
それがたくさんの命を救い、幸せにするということ。
ジェイミー・オリバーに、このホームメイドパスタからまた教えてもらいました💕