Jazzスタンダード181~『コートにすみれを』 | 世界の歌謡曲

世界の歌謡曲

その日の気分で 心に残る歌



こんばんは ファイターズ負けちゃいました 明日です・・・

VIOLETS FOR YOUR FURS 邦題『コートにすみれを』
若き日の 天才シング・ソング・ライター マット・デニスがシナトラのために書いた歌 名作
雪降る12月のマンハッタン 彼女のために買い求めた春の花すみれを 彼女の毛皮のコートにピン止めして愛をつぶやく キザだけど微笑ましい 天性のプレイ・ボーイ シナトラのための歌

そして対極にあるビリー・ホリデイの歌声 壮絶で悲しい生い立ち でも恋に生き 輝かしい歌声でモダンジャズ・ヴォーカルを切り開き でも・・・辛くて悲しくて晩年の薬物中毒
そんな最晩年の この奇跡の名作アルバム 悲しいくらいしわがれた声で でも「歌心」と「魂」だけで紡がれる珠玉のバラード集 どんな思いで歌ってたんだろ? 泣きたくなる



フランク・シナトラ
Frank Sinatra - Violets For Your Furs



It was winter in Manhattan
Falling snow flakes filled the air,
The streets were covered with a film of ice
But a little simple magic that I heard about somewhere,
Changed the weather all around just within a trice.

I bought you violets for your furs
And it was spring for a while, remember?
I bought you violets for your furs
And there was April in that December

The snow drifted down and the flowers
And it melted where it lay.
The snow looked like dew on the blossoms
As on a summer day.

I bought you violets for your furs
And there was blue in the wintry sky,
Then you pinned the violets to your furs
And gave a lift to the crowds passing by

You smiled at me so sweetly
Since then one thought occurs
That we fell in love completely
The day I bought you violets for your furs

僕はスミレを買って君のコートに付けた
あの束の間の春を覚えているかい?
僕はスミレを買って君のコートに付けた
12月なのに4月が訪れたみたいだったね

雪が空から舞い降り、その花の上に落ち
そして、その場で融けていった
雪が露みたいに見えて、スミレはまるで
夏の日に花が開いたかのような姿だった

僕はスミレを買って君のコートに付けた
薄曇りの冬空に青い空が顔を覗かせた
僕はスミレを君のコートにピンで止めた
道行く人たちはそれを見て顔を綻ばせた

君は僕を見て微笑んだ、とても優しげに
そのときから、僕は気づいていたんだ
僕たち二人は本当に恋をしているんだと
スミレを君のコートに付けた、あの日に


「Jazzと読書の日々」
http://d.hatena.ne.jp/wineroses/20071205


ビリー・ホリデイ
Billie Holiday - Violets For Your Furs





※ 追記です 名演なので コルトレーン伝説のデビューアルバムより

ジョン・コルトレーン
John Coltrane - Violets for yours furs