アミ先生が帰った後、

ヨンとテマンは畑の方で、

鍛錬をしようとした時、

何か音がした。

上を見上げると、テレビで観た

ドローンなる物が飛んでいた。


テマナ!ユジンさんにウンス様を

隠すように伝えて来い!

ウンス様が怯えぬよう。


イエー、テジャン!


凄いスピードで走って行ったテマンと


入れ替わりにテリが来た。


何事ですか?


アレを見て下さい!



えっ?落とさないと!



弓の様な物はありますか?


はい!鍛錬用に揃えた物があります!

直ぐに持って来ると、ヨンは

簡単に射ち落とした。


あっ!これはカメラです!

まさか?



ウンス様には言わない様に

して下さい。怖がるでしょう。


は、はい!


恐らくこの家は誰が住んでいるのか?

確かめようとした者の仕業です。

ウンス様は暫く、家から出さないように

しましょう。


警察に連絡して、調べて貰います!

ウンス様には気付かれない様に

します!


部屋に居たウンスにコーヒーを

持っていったユジン。


ウンス様。少し問題が起きました。



何かあったの?


テレビで、豪邸に住むのは?

と言う番組をやっているんですが、

テレビ局から、取材の申し込みが

ありました。お断りしましたが、

誰が出てくるのか?見張っている

ようなんです。

暫く地下に居た方が宜しいかと

思います。


危険だと言う事ね?

あそこは、私のお気に入りだから

大丈夫よ。

ユジンさんが言うのだから、

従うわ!


お食事は運びます。


今、誰も居間にはいないので、

行きましょう。


ユジンと一緒に地下へ行った。


畑の方では、何かあったのか?と

みんなが集まっていた。


テジャン?これは?


誰かが、この家を探っているようです。

暫くは我々も大人しくしていた

方が良いでしょう。



皆さんには、言ってませんでしたが、

この家はウンス様が住んで居ると

知ってる人は、限られています。

ご近所の方も知りません。

ウンス様は有名な方です。

騒がれると困るので、秘密なんです。



わかりました。

外に出なくても、此処には、

学ぶべき事が沢山あるので、

大丈夫です。


ビデオも沢山ありますので、

退屈はさせません。

何か欲しい物があれば、私達が

買ってきます。


いえ、充分楽しいので、大丈夫です。

此処の事を学ぶのに、時間が

足りない位です。

僕は地図と言う物に興味が有り、

国の名前を覚えたいですし、

戻った時の事も考えなければ

なりません。


私も、テマンにパソコンを習って

高麗で役立つ薬草について調べたい

ので、大丈夫です。


テマナ!チャン侍医に教えてやれ!


はい!


俺達は、全く問題ないので、

大丈夫ですが、弓を使いました。

大丈夫でしょうか?


心配いりません。

直ぐに弁護士達が来ますので、

くつろいで下さい。


テリは、サッと手袋を履くと、

ドローンを回収した。




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緊迫した状況の中、

地下に行きましたね💗

アメンバー様の整理がまだ付いて

ないです。

次回以降、2、3話はアメ限に

なります。