「ヨン!!」

「プッ!」

「お帰り!お帰り!怪我は?」抱きつく!

「大事ない!それよりその可愛い顔は
如何した?」

「みんなで、この札で遊んで、
負けた人の罰よ!トギを見て!
弱いのよ!」

ふと、トギを見ると…吹き出した!
トギは、
「そんなに笑うなんて酷くないか?」
手話で伝える。
「いや、トギ!可愛いぞ!」クククッ

屋敷のみんなも、面白すぎた!
どうやら、みんなで、
楽しく過ごしてたようだな!
と、ヨンは安心すると同時に
この地下室の有難みを知った。
そして、久しぶりに笑った!

「ウンスや、どうやら、紅巾が
入り込ん出るようだ!もう一仕事
してくるが、みんなで、此処に
もう少しいてくれぬか?」

「うん!わかったわ!気をつけてね。
国境は?」

「やはり、10万で来たが、
全滅させた故!ウンスのおかげだ。」

「すっごーい!流石私のヨンだわ!」

チュッと口づけた!

「そうか?それでは、もっと褒美を
もらうのに、行ってまいる!
皆、頼んだぞ!」

「はい!旦那様、お気をつけて!」

行こうとするヨンを寝室に
引張って、抱きついた。

「ヨン!ヨン!ヨンの匂いが
恋しかったの!ヨンの全てが恋しかったの
大人しゅう待ってるから、無事に戻って
きてね。」

はあ〜っ!やっぱり俺は心底惚れてる!
と言って、口づけた!
そして、お腹に手をあてて、
もう少し母上を守っていてくれ!
と言うと、やはり暖かく手を包まれ
気を送ってくれた。

では、行ってまいる!と
出かけて行った。

そして、スリバンの隠れ家に行くと、
師叔が、
「どうやら、けっこう前から、
王宮に入り込んでる紅巾が
手引しているようだ。
王宮前で、うろついてた奴等は、
禁軍が捕まえて、外の牢に入ってる!」

王宮を知り尽くしてるヨンは、
門以外の出入口を探る事にした。

地下道を通って王宮へ行く。

出入口を見て回ってる時、
気配を感じた。

多いな!森のようになっている所に
多数いるようだ!

一気に入り込むようだな!
どこか、広い場所は…
王宮の広場か…違う場所から宮中に入り、
チェ尚宮を呼び出す!
二人しか知らない部屋で、
「叔母上、どうやら、前から宮中に
入り込んでる紅巾がいるようだ!
怪しい奴は、おらぬか?」

「そういえば、女官に一人いる!」

「外の森に多数攻め入るのを
待ってるようだ!王宮の広場まで、
そいつを呼び出せるか?」

「やってみる!ところで、
国境は、どうであった?」

「やはり、10万でやって来た!」

「10万か?どうするのだ?」

「あん?もう全滅させたわい!」

「なんと!速くないか?」

「ああ、取り敢えず王に許可を
もらってくる!」

王の処へ静かに行く!

「王様、急ぎ、許可を頂きたく!
外に多数、紅巾がおります。宮中に
入り込んでるいる女官が手引する
策です。少し広場か庭園に被害が
あっても、咎めませんか?」

重臣達も何故?上護軍が此処に
いるのか?国境はどうなったのか?
気になった!

「皇宮は、何とでもなる!好きに
致すがよい!しかし、国境は?」

「やはり10万でやって来ました。」

「して、どうするのじゃ?」

「紅巾10万は、全滅しました。あとは、
開京にいる紅巾だけです!」

チェ尚宮は、他の出入口を密かに
閉めさせて、広場に近い出入口だけを
そのままにした!
女官を泳がせたら、案の定、
紅巾を招き入れた!

「王様!広場に多数の紅巾が
入り込んでます。」 
皆、外に出るとかなりの数を
見てとった。

チェ・ヨンが居た!

ヨンは、
屋根の上に上がると、目つきが変わる!
紅巾目掛けて漲る力を振り払う!
ドッカーーん!雷光が直撃し、
吹き飛ぶ!
王様はじめ皆が目の当たりにした
鬼神の姿!


ヨンは、素早く屋根から降りると、
禁軍が側に寄ってきた!

「退けーーっ!」

巻き添えを食らうぞ!

木っ端微塵になった者、
泡を吹いてる者、皆息絶えてた!

「明日の朝、綺麗に片付けよ!
その前に近寄ると死ぬぞ!」

広場は、焦げ付き大きく穴が
空いていた!

王様、重臣達は、
500は居る紅巾を一瞬で、
片付けたチェ・ヨンを見る!

「これが、高麗の鬼神か…」

禁軍に、開京の中を隈なく探せ!
怪しい奴は、とらえよ!

とヨンが言うと、禁軍は直に動く!
殆ど人気がなかったが、
怪しい奴は全て捉え、牢に入れ、
外の牢に入れておいた者も、
同じ牢に入れ、即効斬首した!

翌日から、民が禁軍によって、
次々、戻って来た!


☆☆☆☆☆☆☆

昨夜は、関東地方で、
大きな地震。
怪我などありませんでしたか?

また、続くのか?と思うと
憂鬱ですが、
大地震が来たら、
身を守って下さいm(_ _)m

コロナ禍に地震…
何処にも行けないですね💦