輝石工房 精霊石の箱庭 北林竹二 -877ページ目

虎目石を使うからきっと大変なんだろうな・・・・・と。

 Watatumiを作ったときからヒルトの材料には虎目石系統の石を使ってきました。

理由は概ね2つ。 一つは見栄えがいいこと。もう一つはほぼ透過しないことです。

貫通の四角穴を開けているので、透過する石を使うと四角穴が見えてしまうのを避けるためです。

虎目系ばっかり使ってきたのでそろそろジャスパー系を使ってみようかと思う今日この頃。

まあ今回も虎目なんですが・・・。

部材を切り出して大まかに整形します


石に貼り付けてあるアクリルの四角棒は穴を開けるときのガイドです。これに当てながら開けていけばまっすぐに揃います。
 


ちょうどいいところまで落とし込んでいきます。
 

整形してサフェーシングが終わったところ。ここから研磨・・・・・・で地獄を見るんですよ~。
 

色々手を尽くして何とか磨き上げていきます。
 

横からはばっちり金色が出るようにします。
 

なんとか2個完成・・・・・・柄も作らないと!

さあ次はヒルト作りだ!

ブレイド完成! ヒルト無しで仕上げるなら間違いなく3本とも仕上がるけどヒルト付けるとなると・・・・・・3本は厳しい予感。 でもがんばる!


ナチュラルカルセドニー。 クラックが入った所を修正してリカーブエッジに仕様変更したけど、かっこよくなって良かった。
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ブラックオニクス。 エッジラインに途切れることなく黒のライン・・・・・・うまく行ってよかった。
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通常営業の台制作も進めないとならないので時間的に厳しい月末になりますが・・・・・・まあ、追い詰まるのはいつものお約束!・・・・・・お約束はそろそろ卒業したいなぁ。


まあ、乗り越えていきましょう~!


今は2月・・・・・・月末がいつもより近いんだね

今月は2月。月末が30でもなく31でもなくって28日・・・・・今年は閏年で29日か。月末がいつもより早くくるんだねぇ。 


んでは今日の進み具合。


カルセドニーのエッジラインを研削してるときに砥石に撥ねられてちっさいクラックが!
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シングルカーブで仕上げたかったけど、いつものリカーブエッジに修正。 ・・・・・・・スマートになった!
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こっちはシングルカーブのまま仕上げ・・・・・切れたらいいな。 
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このブレイドは、リカッソとスエッジのラインが重なるというか繋がるようにしてみました。 
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いちばん細身のブレイドだけ磨ききりました。

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まさにブラックオニクス(黒い縞瑪瑙)。 

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ということで今日は此処まで。
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さてあしたもがんばりましょ~っと。


さあ、追い込みだ!

通常業務方面の磨き仕事はとりあえずになったのでヒルト付きを進めていきましょ~。 


アウトライン修正。 切先の位置を少し下げてみた。

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スエッジ。お約束として先に削って磨きます。
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リカッソとアゴ上・下も先に仕上げちゃっておきます。
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後はメインベベルを削って磨いてブレイドバックを仕上げれば本身は完成・・・・・・・・言うは安し^^;


これだけ身幅があると削り応えはたっぷりなんだろうなぁ・・・(遠い目風味)


割らないように気をつけましょう。


とりあえずダブルカボションでルースを作ってみた。

帯止めを作らなきゃいけないので、まずはイメージを絵にしてみた・・・・・・・・・・・・絵心が無いのを実感するなぁ・・・・・・はいいとして、メインとなるルースを作ってみないことには先に進まないので手を動かします。
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ウグイスで取れそうだったので切り出します。
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40x20mmくらいの大きさなので指先だけでは保持できませんから、ステー(取っ手)をつけます。
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両面をカボションにしてみようと思うので厚みの半分までラウンドに削ります。
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240砥石でサフェーシング。
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艶下まで研磨。
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艶出し。
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ステーを外して、磨きあがった面にステーを付け直します。
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100砥石でエッジラインまで削ると、終わってしまいますので1mmくらいは余裕を見ます。
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240砥石でエッジラインギリギリ一歩手前までサフェーシング。
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艶下まで磨いて。
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艶出しをして完成。 ・・・・・ステーも外します。
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ダブルカボションに・・・・・・・一応なりました。
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いい感じに透過してます。
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これに木で枠をつけて帯止めにしていこうかと。 枠の付け方でペンダントトップにもできそう。


工程的にはこれでいけそうなのであと2~3個作ってみましょう!

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