三毛猫は、「ほぼすべてがメスで、白、黒、茶の3色の毛を持っていますが、黒と茶をつくる遺伝子が判明しておらず、研究が本格的に始まってから60年余りにわたって謎となっていました」
三毛猫の『三色の謎の解明に九州大学高等研究院の佐々木裕之特別主幹教授をはじめとする研究者らのグループが取り組み、このほど、その遺伝子を突き止めた』と発表しました
長年、謎とされてきた「三毛猫の毛の色はどのようにして決まるのか」について、九州大学などの研究者らが毛の色をつくる遺伝子を特定したと発表しました
グループは、『三毛猫の遺伝子をほかの猫と比較・分析するなど詳細に調べた結果、性別に関わるX染色体にある遺伝子「ARHGAP36」が黒と茶をつくる遺伝子だと特定しました』
この遺伝子に「変異」が生じると、たんぱく質が作られる量やタイミングが変化する影響で、本来、黒になる毛が茶色に変わることが分かりました
さらに「白の遺伝子も持っていれば、三毛猫になるということです」
「発見した遺伝子は神経の働きに影響する可能性もあり、性格との関係もわかるかもしれない」
『教授は猫の研究費は、クラウドファンディングで募り、寄付は目標額の2倍の1000万円を超えた』
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