怒りとの向き合い方「他者との共通点を探す」 | わたしの守護霊と魂との会話


    アンガーマネジメント

    「日本アンガーマネジメント協会のファウンダー、安藤俊介さん」は『怒りをコントロールするには、他者との共通点を探すことが重要』だといいます



    「怒りというものは、先に何か攻撃を受け、自分をそれから守りたいと思うために生まれます



    でも、守りたいものが多すぎると疲れてしまいますよね



    だから、怒りの感情を覚えたときは、本当に守る必要があるものと、そうでないものを見極めるチャンス



    「その“境界線”を見つける作業でもあるんです」



    見極めの指針は『その選択が自分と周りの人にとって、長い目で見たときに健康的かどうか』なんです



    「SNSで他者を攻撃するという行為も、実は“自分の大切な考え方を守ろう”としている証拠なんです」



    「“こうあるべき”だと思っている自分と違う意見や考えに出合うと、自分を否定されているように感じてしまい、間違っていないと主張したくなる。その結果、正義を振りかざし、相手を攻撃するという行為に及ぶわけです」



    さらに、SNS上での悪口や誹謗中傷は「エコーチェンバー現象」によって、ますます過激化しやすくなります



    「これは自分と同じ意見の人たちとだけ交流し、違う意見に触れないことで考え方が先鋭化されていってしまう現象です」



    「SNSで誰かが過激な発言をすると、どんなに極端な意見だとしても『いいね』がつき攻撃性を正当化してしまう」



    過激な発言をする彼らは『自分はもっと評価されるべきだ』という思いを持ちながらも、『世の中の仕組みが間違っているせいで評価されていない』と感じ、SNSでの発言を通じて承認欲求を満たそうとします



    『では、怒りによる攻撃性の高まりを防ぐには、どうしたらいいのか?』



    安藤さんは他者との「共通点を探す」ことがその解決策の一つであると考えています



    『僕らは基本的に似た価値観の人に惹かれがちです』



    「それは決して悪いことではないのですが、だからこそ、自分とは異なる経験や考えを持つ人々と積極的に関わり合い、共通点を探す努力をすることが大切なんですね」



    『他者を受け入れにくい人は、自分と何が違うかを探す傾向にあります』



    だけど「人間関係が上手な人は、共感できる点を発見することが得意」



    なので普段は接しないコミュニティに興味を持ち、自分と似ている部分を探す



    「こうした習慣を身につけると、自然と他者への好意や思いやりが生まれるし、その結果として自分自身も生きやすくなります」



     そして、SNSとの付き合い方に悩みを抱えている人への最大のアドバイスは、“距離をとること”に尽きます



    『自分を守る一番の対策は、まずはSNSを見ないこと』



    しかし、居場所としてSNSが救いになっている人も、もちろんいます 



    「そんな人は、そこに溢れる言葉をすべて受け止めてしまうのではなく、事実と事実ではないことを自分の中で分けられるようにする。例えば、他者の勝手な思い込みは事実ではありません」



    そして、「SNS を見る度に攻撃したくなったり、そこが辛くなったりする場所なのであれば、そんな場所にわざわざいる必要はないのです」




    「自分と似ている部分を探す、それは今日から始められるトレーニングです」



    https://www.gqjapan.jp/article/20250130-gq-voice-anger-management-shunsuke-ando


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