終活の中に花壇の整理がある

花が好きで沢山植えている

色とりどりの花に癒される


しかし私が死んだら

家族の中に花の世話を頼める人はいない


花壇の中に4本だけ木になるものがある

人生で今日が一番若い日

朝から裏山に植え替えをした


4本中3本は比較的ぬけやすく植え替えが出来た

最後の1本はびくともしない


枯れるのが良いか裏山に行くかと尋ねてみた

答えはどちらとも嫌だった


午前午後2時間ずつ抜くように頑張った

大きな道具もなく夜勤明けのため

手で四方に揺らした


午前中はびくともしなかった

正に自分軸を教わったようだった


私は恥ずかしくなった

いつも人を気にして顔色を見る

どう思われただろうかと気になる


こんなにびくともしない自分なりたいと思った

ただただ自分中心に生きる

人の顔色を伺うこともなく


午後からは少しずつ動き出したが

6本の枝が割れるも雨が降りだし中止した

諦めたのだ


夢は諦めたら終わりだとまた花に教えられた

小さな成功体験より夢が叶う事を教える

諦めなければ夢は叶う


また次の休みにトライしてみよう