2024年3月末、鉄道会社を定年退職後に再就職先にて

 

人生初の6日間の盆休みを利用して愛知から関西への趣味旅行へ出かけました。

 

高知龍馬空港からFDA942便にて初の中部国際空港へ飛び、

 

隣接の【FLIGHT OF DREAMS】にてB787ドリームライナーを堪能、

 

第1ターミナル4階スカイタウン「まるや本店」にて

 

地元飯「ひつまぶし」(¥4,150)を美味しくいただきました。

 

その後。次の目的地の豊橋鉄道市内線まで名鉄電車を利用しました。

 

中部国際空港第1ターミナルに直結するアクセスプラザ2階に

 

名鉄線『中部国際空港駅』改札が並び、交通系ICカードPASMOで入場、

 

3線3ホームのミュースカイ専用の①番ホームには

 

12時37分発の「名鉄名古屋」行きの2000系ミュースカイが発車間際でした。

 

この車両、中部国際空港セントレアへのアクセス特急として2005年に

 

空港線開業に合わせて運用開始され、名鉄名古屋駅まで最短28分で結びます。

 

4両編成(8両編成もあり)全ての車両が特別車で、利用には乗車券のほか、

 

特別車両券(ミューチケット)が必要で、事前に名鉄ネット予約サービスで

 

特別車指定席券を予約しました。

 

ホームドアが広く開いた最後尾の1号車の大きな両開き構造で

 

空港特急故の大型荷物の出し入れに配慮され

 

客室内に入った通路両側には大型荷物置き場が設置されています。

 

座席は背面に折りたたみテーブルのある2+2列回転式

 

リクライニングシートが並びます。

 

定刻に予定通り出発、セントレア大橋に並ぶ鉄道専用橋を渡ると

 

中部隣空都市のりんくう常滑駅を通過、次の常滑駅にて

 

空港線から常滑線に入り神宮前までノンストップで北進します。

 

運転席のライブCCDカメラで前方風景がデッキとの仕切り扉上部に

 

設置の22インチ液晶ディスプレイに表示され飽きさせません。

 

約21分で乗換駅の神宮前駅に到着、金山駅停車後、

 

最終の名鉄名古屋駅まで約8分で到着です。

 

この神宮前駅ビル内に運転指令所が併設されており

 

運転手や車掌の交代が行われており運転面で重要な役割を担っています。

 

2番線でミュースカイを見送り、2階コンコースへ上がり

 

再び4番線のりばへ下り、13時10分発の「本線特急」へ乗継ました。

 

車両はパノラマsuper1200系で、1988年デビューの特急専用車で、

 

豊橋方1・2号車が特別車で車両券(ミューチケット)が必要で

 

3-6号車は一般車4両が連結されています。

 

先頭1号車の前方がハイデッカー展望席となっており2+2列のリクライニングシートが

 

5列階段状に並び前方風景が望め、座席3Aからでも眺望を楽しめました。

 

途中、知立駅、新安城駅、東岡崎駅、国府駅に停車後

 

終点の豊橋駅に13時56分に到着しました。

 

36年前のパノラマsuper登場時に乗車経験がありましたが、

 

2015年以降にリニューアル工事が行なわれ、2000系ミュースカイ登場後も

 

見劣りのしない名鉄特急を代表する車両を感じました。