映画「Lotus(ロータス)」の副題決定でトップ会議、色々案が上がりましたが…

主題歌のCD作成やオーディション、クラウドファンディング等々懸案事項があるため早急に出さないといけないので、最終監督から総指揮である自分に委ねて頂き決定しました。

「Lotus(ロータス)~久遠に流れし三世の因果~」に…

(副題の意味)
仏法では、“三世の生命”、あるいは“三世の因果”を説きます。

すなわち、生命は今世だけのものではなく、過去世・現在世・未来世の三世にわたるものであり、過去世の行為が因となって、現在世(今世)の結果として現れ、また、現在世の行為が因となって、未来世の果をもたらすと見るのです。

過去世に悪因があれば、今世に苦果(苦悩に満ちた結果)があり、善因があれば、楽果(福徳あふれる安楽の結果)があるとするのが、仏教一般で言われる因果です。

歴史に流れる生命それぞれのカルマを描きだすテーマから人の歩むべき道を問い直す作品として、この副題を考えました。

ロータスは蓮、原因結果を体現する花の象徴とされます。

鎌倉時代/承久の乱、足利尊氏による室町幕府開幕、戦国時代の桶狭間の合戦、江戸時代の元禄赤穂事件と忠臣蔵、現代につながるある法廷闘争へと時代は移り変わり宿命の糸で繋がるドラマ…

全てに原因があり結果へとつながる意味をひめています。

泥に染まらず美しい花を咲かせる蓮になぞらえ、人として正しき道を歩むことへの大切さを促す作品になります。