土曜日の「川崎ブルーインパルス」。

イベントのホームページには「パイロットサイン会」というのも見えていたのですが、私と友人は12:00に武蔵小杉駅待ち合わせで、そこから等々力緑地まで歩いたので、それはもう終わっている時間ですね。おそらくブルーインパルスの「次のメンバー」によるものでしょう。現役のメンバーが陸路で入間基地まで戻れると思えないし。

そこで思い出したのが、ブルーインパルスの「追っかけオバ」たちのことです。パイロットの名前を書いてデコったうちわなんか振り回していた、見苦しいオバサンたち。本当に迷惑でしたね。アイドルじゃないんだよ、という感じで。

 



特にサイン会でこの人たちが迷惑なのは、時間が異常に長い、ということです。7〜8分は余裕でしゃべろうとするし、何点も何点もサインをねだるし。我々は、並ぶときには書いてもらうものを用意しておいて、お願いします、で書いてもらったら、一言二言くらいかけて、では、と立ち去るのが暗黙の了解でした。ひとり40秒くらいでしょう。

そこへこのオバどもが出てきたので、サイン会の暗黙の秩序は破壊され、それがありなのか、というので長時間話そうとする人が続出して、ちょっともうサインをもらうのは無理、という状況になってしまいました。土曜日はあのオバどもはどうしたのだろう。去年あたりから見ていないような気もしますね。

そして、オバだけではなく、若い子でも痛いのが出てきています。こちらはもしかすると、むさいオヤジばかりのなかで「オタサーの姫」的な取り扱いを期待しているのかもしれませんが、どこで手に入れるのか航空自衛隊迷彩の布地で作ったスカートやら履いて基地内を闊歩しています。

ケイタイを何かに立てかけて自撮りしようとしているので、一度だけ撮ってあげようか、と声をかけたことがありますが、むしろつんけんした顔で、大丈夫です、とか言われたので、以降は見かけてもスルーすることにしています。おそらくXあたりに、キモいオヤジに声かけられた、くらいなことは書かれたのかな。

ブルーインパルスにそういう感じの人気が出ることは望んでいなくて、彼らのやっている機動の多くは戦闘機操縦の技術である、ということや、ソロ2機、特に5番機のパイロットは肉体的にもとんでもなく過酷である、というようなことが理解されなくて、芸能人扱い的な人気が出る、というのは違っていると思います。

それにしても、最初にあのオバどもを見たときには眼を疑ったなあ。もしかするとあれは、芸能人のアイドルを追っかけていて「やらかし」て、まだ荒れていない分野ということできていたのかもしれないなあ。でも、あいにく今のブルーインパルスは、原則任期1年だからね。憶えてもらった、と思う頃にはもう終わりさ。