勉強

 

 

コーヒー豆の収穫 

 

コーヒーの木から取れる果実の種の部分を、「コーヒーの豆」と呼んでます。

コーヒーの木の正式な日本語名称は「コーヒーノキ」そのまま(*^-^*)。

アカネ科に属する常緑樹←調べたけどいまいちピンときません

赤い果実の種なので、豆?とは少し違うのかな?豆であって豆でない?みたいな。

 

この果実の中に向かい合わせで扁平な種が2つ入っています。これを「フラットビーンズ」と呼び、たまーに1個しか入っていないものを「ピーベリー」といい。希少性から(収穫の全体20%程度あるといわれています)ブランディングしているものもあります。

実ができるということは花が咲くのですが、白いジャスミンの香りがする可愛い花が咲きます。

ただ、この花、咲いている期間は「二日間」しかありません。儚いですね。

花が散って、果実がついて緑色から黄色→赤へと熟していきます。(中には黄色いまま熟す実もあります)

この赤く完熟した実を「コーヒーチェリー」と呼びます。サクランボに似ているかだそうです。

さて、この赤く完熟した「コーヒーチェリー」を収穫するのですが、小さな農園や標高が高い傾斜地の農園などでは人海戦術で完熟豆だけを手摘みする方法をとっています。

逆にブラジルなど広大な平地の農園などは機械で未成熟豆も含め収穫し、そのあとで選別する方法をとります。

コーヒー生育の特徴から高地栽培が良い豆の条件だったりして、生産国によっては格付けに「産地の標高」を基準とするくらい。

これは1日の寒暖差が大きい標高の高い(1000m級)ところでは、良質のコーヒーとなる傾向があるからで、結果として、手摘みのコーヒーが人気なのはそういった理由からだと思います。

もちろん、機械摘みが悪いわけではなく、ブラジルのコーヒーは安定的に美味しいと思います。

ですので、コーヒー豆の購入の際、農園の標高など、ちょっと見てみるのも面白いかもしれませんね。

 

では、次回、収穫したコーヒーチェリーの

精選(コーヒーチェリーから豆(種子)を取り出す加工)の方法について勉強してみたいとお思います。