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映画2023/6/23
CD2023/11/22

監督・脚本 池田千尋
脚本 髙橋泉
原作 オジロマコト
音楽 信澤宣明
主題歌 夜明けの君へ/TOMOO

出演

曲伊咲/森七菜
中見丸太/奥平大兼
倉敷兎子/桜井ユキ
白丸結/萩原みのり
曲早矢/工藤遥
伊咲の幼なじみの母親/田畑智子
伊咲の父親/斉藤陽一郎
受川太鳳/上村海成
穴水かなみ/安斉星来
蟹川モトコ/永瀬莉子
野々三奈/川﨑帆々花
歴史資料館の館長/でんでん
伊咲の母親/MEGUMI
丸太の父親/萩原聖人

(あらすじ)

石川県七尾市。

不眠症に悩まされる中見丸太。
文化祭の準備中、
校舎の上にある天体観測室で
同じく不眠症で隠れて睡眠を取る曲伊咲と話す。
互いに同じ悩みを抱えていること、
側にいる時はよく眠れることに気づき、
密かに観測室で一緒に睡眠を取ることを始めた。

が、観測室の無断使用が倉敷先生にバレてしまった。
2人の睡眠不足を知った先生は、
廃部となっていた天文部を復活させて、
2人だけの部活動を開始することで
観測室を使用出来るようにする。
部活動には活動の記録が必要であり、
先生からの指示で、
1人で天文部の活動をしていた
先輩の卒業生・白丸にアドバイスを乞いに行く2人。

そして丸太は父に買ってもらったカメラで
天文写真を撮り始める。

(感想)

かわいい映画だった。

10代らしい不器用さのある丸太も、
10代らしいはつらつさのある咲も
かわいかった。
森七菜もこの映画では魅力的だった。

昭和だったら
2人の初体験とかが描かれるのが当然の流れなんだけど、
令和ではそういうのはないのね。
それって令和では自然なことなの?
50代の自分にはどうでもいいけど。

昭和でも令和でも、
両親が揃っていないと
子供が悲しいトラウマを抱くものなのは変わらない。
そういう子供は増えて欲しくないね、と
萩原聖人と同じ年の私は思った。

昭和には
心臓病→死という結末が多かったんだけど、
医学が進んだ令和ではそうならない。よかった。

悪人が出て来ない、
人間を好きになれる作品。
現実味があるかどうかは別として、
こういう映画を観て優しい気持ちになることは必要かも。
星の美しさにも気が付ける。

映画オフィシャル・サイト



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