ボヘミアン・ラプソディ | MusiCinemania by Uzo★mUzo

ボヘミアン・ラプソディ



原題:BOHEMIAN RHAPSODY

映画2018/11/09

監督 ブライアン・シンガー(デクスター・フレッチャー)
原案・脚本 アンソニー・マクカーテン
原案 ピーター・モーガン
音楽 ジョン・オットマン

出演 ラミ・マレック、ルーシー・ボイントン、
グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョゼフ・マゼロ、
エイダン・ギレン、トム・ホランダー、アレン・リーチ、
マイク・マイヤーズ、アーロン・マカスカー、
ダーモット・マーフィ、マシュー・ヒューストン、
ミシェル・ダンカン、エース・バッティ、Meneka Das、
Priya Blackburn、マックス・ベネット

(あらすじ)

1970年代初頭のロンドン。

インド系移民出身の
ファルーク・バルサラ(ラミ)は
両親(エース、Meneka)と
妹(Kashmira)と暮らし、空港で働いている。

音楽に傾倒しており、
「善き考え、善き言葉、善き行い」が口癖の
厳格な父とは折り合いが悪く、
自分のルーツを嫌って
「フレディ」と名乗っていた。

フレディはファンだったバンド
「スマイル」のメンバーで
ギタリストのブライアン・メイ(グウィリム)、
ドラマーのロジャー・テイラー(ベン)に声をかけ、
ヴォーカリストが脱退したばかりの
同バンドに入りたいとアピール。
当初は出っ歯をバカにされるが、
見事な歌声を披露して
新ヴォーカル兼ソングライターとなり、
同じく新メンバーのベーシスト、
ジョン・ディーコン(ジョセフ)と共に
4人で新バンドをスタートさせる。

同時期、
フレディは
洋服店の店員、メアリー・オースティン(ルーシー)と
恋に落ちる。

フレディにとって
彼らは「家族」になった。

バンド名は「クイーン」、
フレディは名字を「マーキュリー」に改名し、
フレディの提案でアルバムを自主制作する。

EMIのジョン・リード(エイダン)からスカウトされ、
ポール・プレンター(アレン)が担当マネージャーとなる。

デビュー~世界各国でのツアーと躍進する中、
フレディはメアリーにプロポーズする。

クイーンはEMIの重役レイ・フォスター(マイク)から
ヒット曲「キラー・クイーン」の路線を踏襲する曲を
制作するよう命じられるが、
同じことの繰り返しを嫌う彼らは反発、
フレディはオペラをテーマとしたロック・アルバムを作ると提案し、
郊外での曲制作とレコーディングが始まる。


ポールはフレディに恋愛感情を持っており、
彼にキスをする。


完成したアルバム「オペラ座の夜」は自信作となった。
が、希望した「ボヘミアン・ラプソディ」のシングル・カットに
6分という長さではラジオでかけてもらえないと
フォスターは大反対。


フレディはラジオに出演し、
「本来ならラジオで聴けない曲」と同曲を独占放送する。
マスコミには酷評されたが、大ヒットする。


フレディはゲイに目覚め、
そのことをメアリーに告白。
「自分が好きになる男はいつもゲイだ」と嘆くメアリーだが、
フレディは彼女がそばにいてくれることを望んだ。


フレディは豪邸を手にし、
隣りにメアリーを住まわせる。
夜中に電話と電気の交信で思いを見せるフレディだが、
メアリーは困惑する。


彼は酒とクスリと乱痴気パーティーに溺れ始め、
メンバー間に溝が出来て行く。


フレディは
ボーイだったジム・ハットン(アーロン)に
淋しい本音を告げ、思いを寄せるが、
それっきり。


フレディに
破格のギャラでソロ活動のオファーが来る。
それを利用したポールの策略でジョンは解雇、
ビーチ(トム)がマネージメントをすることになった。


フレディの私生活とセクシャリティをマスコミが騒ぎ始めた。
メアリーには恋人・デヴィッド(マックス)が出来た。


クイーンとしての活動にうんざりしたフレディは
ソロ活動を宣言、
クイーンは活動休止となり、
メンバーと決裂状態になってしまった。


ポールはフレディを案ずるメアリーからの伝言や、
ボブ・ゲルドフ(ダーモット)の呼びかけによる
アフリカ救済ための
世界的チャリティーライブイベント「ライヴエイド」の出演の件を
フレディに告げなかった。


フレディが心配でかけつけたメアリー。
彼女にそばにいて欲しいと言うフレディだったが、
妊娠していることを告げられた。


フレディはポールを解雇、
ポールはフレディの私生活を暴露した。


フレディはエイズに感染した。
これまでの自分を反省し、
メンバーに歩み寄って和解した。


ライヴエイドへの出演が決まり、
リサーサルの最中、
彼はメンバーだけにエイズであることを告げた。


フレディはハットンを探し当て、
実家に連れて行き、
「友達」だと紹介した。
父はチャリティーに参加する息子を褒めた。


ハットンとメアリー夫妻を
ライブ・エイドに招待するフレディ。


袖で彼らが見守る中、
クイーンは
素晴らしい演奏で観客を興奮させた。


(感想)

自分が洋楽を興味を持ってちゃんと聴くようになったのは
1985年あたりで、中学2年生だった。
フジテレビで生中継された
ライヴエイドはもちろん見た。
目当ては人気が超超超沸騰していたマドンナ。
彼女はJFKスタジアムでの参加。

事前に出演時間は発表されず、
ビデオに録画するには長すぎたので
頑張って起きていたのだが、
寝ちゃって、起きて、テレビを着けたら
彼女が初披露だった
♪Love Makes The World Go Round を歌っていて、
急いで録画。
が、すぐに「Thank you」と言って終わってしまった。
コントみたいだけど。
朝の6時くらいだった記憶がある。
その後トンプソン・ツインズのステージにも出ていたけど、
ガッカリした思い出がある。

が、今思い起こしても
物凄いイベントだったな。

その頃のクイーン ↓



映画にも登場した
♪I Want to Break Free のクリップ。

初めて見たのがこの様子だったので、
不気味で興味が出なかった、というか、
この映画を観るまで、ほとんど出なかった。

これくらいの知識しかないけど、
-フレディが出っ歯というイメージはなかったが-
この映画の時系列が
事実とは違うのはわかる。

それでもそんなことが気にならないくらい
この映画の
ライブエイドのシーンは感動的だ。
そこに行きつくまでのプロセスがあってこそ、でもあったし。
コール&レスポンスではうっすらと涙が出た。
是非映画館で体感して欲しい。

映画を通してちゃんと彼らの曲を聴き、
そのオリジナリティとクオリティの高さに気がついた。

♪We Will Rock You
♪We Are The Champions
映画では使用されないが
フレディのソロでいえば
♪I Was Born To Love You なんて現在でも良く耳にするし、
♪Under Pressure はどうしても世代的に
♪Ice Ice Baby と歌いたくなってしまうし、
♪Crazy Little Thing Called Love なんて
よくカバーされているし。
名曲が多いのは確かで、
ジャンルのクロスオーバーなど
後年の楽曲へ大きな影響を与えていることもわかった。

ブライアン・メイは
故・本田美奈子に
♪CRAZY NIGHTS
♪GOLDEN DAYS を書き下ろしてプロデュース、
ジョン・ディーコンは
♪ルーレット を提供、とリアルタイムで好んで聴いていた曲にも
関わっていたわけだが、改めてその才能に感服した。

ラミ・マレックが好演。
他のメンバーも面影を感じる。
ボブ・ゲルドフもね。
ルーシーがかわいい。
とまどいの表情に同情した。切ない。

とてもいい映画だ。
ヒットするのも納得。
だけど、フレディ自身が携わっていたり、
凄く忠実に描いていたら、
きっと全然違うタッチの作品になっていただろうな、と。

だってフレディがGレイトな生活を送っていなかったことや、
そこを目指していなかったことはわかるしね。

「九州男」のママ↓が
フレディとの肉体関係を語っていたけど…



↓フレディとジム・ハットン



フレディの好みって一貫しているなぁw

監督が
ブライアン・シンガー→デクスター・フレッチャーに変わったのも、
そのタッチで揉めたからじゃないかな、って思う。
あまりに毒がないもの。
だからこそこんなに受け入れられたんだとは思うけどね。

とにかく、
この映画で
クイーンに畏敬の念を抱く人は多いはず。
自分もそう。

映画オフィシャル・サイト







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