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ミックス。



映画2017/10/21
CD2018/05/02

監督 石川淳一
脚本 古沢良太
音楽 末廣健一郎
主題歌 ほら、笑ってる(movie ver.)/SHISHAMO

出演 新垣結衣、瑛太、広末涼子、瀬戸康史、
遠藤憲一、田中美佐子、佐野勇斗、永野芽郁、
真木よう子、小日向文世、蒼井優、森崎博之、
山口紗弥加、久保田琳加、斎藤司、吉田鋼太郎、
中村アン、生瀬勝久、池上季実子、松尾諭、
鈴木福、谷花音、平澤宏々路、神尾佑、平山祐介、
佐野ひなこ、関太/水谷隼、石川佳純、吉村真晴、
伊藤美誠、浜本由惟、木造勇人

(あらすじ)

多満子(新垣)は
「フラワー卓球クラブ」を創設した母・華子(真木)に
幼少期から卓球のスパルタ教育をされた。

華子が亡くなり、
多満子は嫌で仕方のなかった卓球を辞め、
現在は「渚テクノロジー」のOLとして生活している。

渚テクノロジー卓球部のスター・江島(瀬戸)と
交際を始めた多満子だったが、
卓球部のアイドル・愛莉(永野)に奪われてしまい、
タクシー運転手の父・達郎(小日中)の暮らす実家へ帰る。

道中、二日酔いの多満子は
電車内で女子中学生に近づく
変質者らしい男・萩原(瑛太)に嘔吐してしまった。

経営が苦しい
フラワー卓球クラブは売ることにすると達郎に言われ、
訪ねて見た多満子は
そこで弥生(広末)に再会。
元ヤンの彼女は今は医師のセレブ妻になっていた。

現在のクラブの会員は弥生と、
プチトマト農園を経営する落合夫妻(遠藤・田中)、
引きこもり高校生の優馬(佐野)、
そして新入りの萩野だった。

江島と愛莉の活躍を目にした多満子は
怒りを覚え始め、
2人を打ち負かそうと
クラブの再興も狙って、
男女混合=ミックスで大会に出場することを決める。

ペアは弥生と優馬、落合夫妻、
多満子は当てにしていたかつての仲間が参加出来ず、
萩野と組むしかなくなる。

だが初めての大会は
散々な結果に終わった。

実は萩野は元ボクサーで
誤解から暴行事件を起こし
妻・聖子(山口)と離婚、
女子中学生に近づいたのは
聖子の連れ子で
自分を慕ってくれたしおり(久保田)と
同じ学校の生徒だったから
話を聞きたかったためだとわかる。

当初は反発しあっていたものの
お互いの苦い現状と、練習を重ねるうちに
2人の絆は強固なものとなり、
チームにも活力が出て来る。

(感想)

本作でガッキーは
本年度のブルーリボン主演女優賞を受賞したわけだが、
映画三回目の殺人
助演女優賞受賞の斉藤由貴と同じく、
人気と話題性での選考だったんだな…

松坂慶子、桃井かおり、夏目雅子、田中裕子あたりが
しのぎを削ってこの賞を競っていた時代を見ていた自分としては
この賞の権威も落ちたなぁ、と嘆かわしい。
こんなお嬢さんアイドル芸で受賞出来るなんて…

ガッキーは役柄だけだとちっともかわいくなく、
多分こんな同僚がいたら
自分もからかっちゃうだろうな(笑)
そろそろ一緒にいて
心が安らぐような役を演じさせないと。
こういう子をかわいいと思うような
心が元気なドMの若い男って少ないんじゃないかな、現在。

作品の内容も
46歳のおっさんからすると
浅いし、ありがちだし、バカバカしい。

テレビの世界観だよね、これ。
映画で製作する意味はあるのかな?
やっぱり話題と人気(卓球)と
大人の事情に乗っかった
正しくない商業主義の産物のひとつだと思う。

冒頭の真木の鬼ババアぶりと、
蒼井優のガサツな中国人には
声を出して笑ったけど。

こんなのが興行収入ランキングで1位になるんだから、
日本映画界と
観客たちのセンスを疑い、
軽い絶望すら感じた…

これから高齢化がもっともっと進むんだし、
こんな薄っぺらいのばっかり作って
後々バカな年寄りを更に増やすような真似はしないで欲しい。

映画オフィシャル・サイト



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サントラ



主題歌&挿入歌



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