レ・ミゼラブル | MusiCinemania by Uzo★mUzo

レ・ミゼラブル

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監督 トム・フーパー
脚本 クロード・ミシェル・シェーンベルク、アラン・ブーブリル、
ウィリアム・ニコルソン、ハーバート・クレッツマー
音楽 クロード・ミシェル・シェーンベルク

出演 ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、
アマンダ・セイフライド、エディ・レッドメイン、
サシャ・バロン・コーエン、ヘレナ・ボナム=カーター、
サマンサ・バークス、アーロン・トヴェイト、イザベル・アレン、
ダニエル・ハトルストーン、コルム・ウィルキンソン、
マイケル・ジブソン

(あらすじ)

ジャン・バルジャン(ヒュー)は
腹を空かせた姪のためにパンひとつを盗んだ罪で投獄され
その後脱獄を試みたために19年間も獄中生活を送っていた。

仮出所した彼だったが仕事も見つからず、
親切にしてくれた司教(コルム)の教会から銀台を盗んでしまった。
だが司教は彼を庇ってくれた。
ジャンは自分を悔い改めた。
そしてジャン・バルジャンとしての人生を捨てることにする。
警官のジャベール(ラッセル)はそんな彼を執拗に追い続ける。

-8年後、身分を偽ったジャンは工場長となり、市長となっていた。
その工場で働くファンティーヌ(アン)は不当な理由で解雇されようとしており、
ジャンに救いを求めたが
この地に赴任してきたジャベールの姿を見て動揺した彼はそれどころではなかった。
幼い娘に養育費を送るため、ファンティーヌは娼婦に身を落とした。


後にそんな彼女の境遇を知った彼は娘のことは自分に任せろ、と約束。
病身となっていた彼女は息を引き取った。
同じ頃、自分の身代わりが逮捕されたことを知ったジャンは
出頭する。
せめてファンティーヌの娘のことを見届けてから、という彼の言葉を
ジャベールは認めず、ジャンは逃亡した。


ファンティーヌの娘・コゼット(イザベル)は
宿屋のテナルディエ夫妻(サシャとヘレナ)に小間使いのように扱われていた。
ジャンは彼女を引き取って育てた。


時は経ち、逃亡生活を続けるジャンと美しい娘に成長したコゼット(アマンダ)。
街でコソ泥稼業をするテナルディエ夫妻は二人を見つけて
金を巻き上げようとする。
そこへジャベールが来たため、二人は姿を消すが
その場にいた秘密結社ABCで運動をするマリウス(エディ)はコゼットに一目惚れ。
コゼットもマリウスに恋をした。
夫妻の娘であるエポニーヌ(サマンサ)はマリウスに思いを寄せているが
彼の気持ちを知って協力することにする。


運動が激化し、ジャベールは潜入捜査をするが
正体をカブローシュ(ダニエル)によって見破られる。
ジャンはマリウスの存在に戸惑い、彼がどんな人間か見極めようと運動に近づく。
そこで捕われていたジャベールの処遇を任され、ジャンは彼を逃がした。


エポニーヌやカブローシュが命を落とし、味方も少なくなっていき、
ついにリーダーのアンジョルラス(アーロン)ら仲間が全滅した。
マリウスも瀕死の状態になるが、ジャンは下水道を通って彼を助ける。
その間、追い剥ぎをしていたテナルディエにマリウスは指輪を盗まれた。


ジャベールは再三自分を赦すジャンの姿に
法に縛られていたこれまでの自分の在り方を疑問に思い、自殺した。


マリウスとコゼットは結婚することになった。
彼は裕福な家の出で、
ジャンは自分の過去がこの結婚に悪影響を及ぼすことを危惧し、
マリウスだけに真実を告げると、結婚式に参加せずに姿を消した。
その彼の体には死が迫っていた。


2人の結婚式にテナルディエ夫妻がやって来て
ジャンのことでゆすりをかけてくる。
テナルディエが自分の指輪を持っていたことで
マリウスは自分を助けてくれたのがジャンだと気づき、彼がいる教会へと向かう。


コゼットとマリウスに見守られ召されるジャン。
その脳裏には彼に謝辞を送るファンティーヌや、
共に戦った人々の姿が思い浮かんでいた。


(感想)

完璧!

上映後、超満員の映画館には拍手が起こっていた。
自分もした。

フーパーのオーソドックスな演出が功を奏していた。

特筆すべきは俳優たちの生歌を映像にしたことで、
口パクにはない臨場感が生まれていたこと。
これは相当な技術がないと出来ないことで、圧倒される。

ヒューにすっかり男惚れし、
アンの汚れぶりに感服し、
工場の連中の腐りぶりにゾッとし、
ドロンジョとボヤッキーのような
もはや憎めない怪演をするヘレナとサシャに笑い、
あまりに報われないサマンサの姿に涙し、
やんちゃなダニエルの死に憤り、
志に若い命を散らす革命家たちに涙し、
職務を全うしようとするあまりに異様になるラッセルには
社会人として複雑な思いを抱き・・・

と皆、魅力的だった。

ひとつだけ言わせてもらうと、
ラスト、ジャンに聞こえてくる歌は亡くなった面々の歌声だけでなく、
今生きている群衆の声も聞こえてくるようにして欲しかった。
そうすればABCの面々の思いが受け継がれ、
貧困の差がなくなる未来への期待に繋がって行くように思えたから。
そうしてあげないと彼らの死が浮かばれない。
・・・でも、それだと戦を煽るようになってダメなのかな?

この話と今の日本って色んな面で被るんだよね・・・
複雑な思いで観てしまった。

色々なことを考えさせる映画って
名作なんだと思う。

是非映画館でこの感動を体感して欲しい。

★★★関連作品レビューへのリンク★★★

トム・フーパー 映画英国王のスピーチ
ヒュー・ジャックマン 映画リアル・スティール
映画ウルヴァリン X-MEN ZERO
映画X-MEN ファースト・ジェネレーション
ラッセル・クロウ 映画スリーデイズ
映画ロビン・フッド
アン・ハサウェイ 映画ダークナイト ライジング
映画ラブ&ドラッグ
映画ブルー初めての空へ
映画ジェイン・オースティン 秘められた恋
映画アリス・イン・ワンダーランド
アマンダ・セイフライド 映画TIME タイム
映画赤ずきん
映画クロエ
映画ジュリエットからの手紙
映画ジェニファーズ・ボディ
エディ・レッドメイン 映画マリリン 7日間の恋
ヘレナ・ボナム=カーター 映画ダーク・シャドウ
映画ハリー・ポッターと死の秘宝 PART.2
映画英国王のスピーチ
映画アリス・イン・ワンダーランド
映画ターミネーター4

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