今度こそ!と思った,お引越し先は一人用の小さなアパートだった。
荷物を整理し終わった時,正直,ホッとした。
「今までの事は,終わった事!」
そう言えば,「一人暮らし」は初めてじゃない❤️
平和な日々を送っていた,小さな幸せタイム🎵
子供達にもらった・励ましのカードとお父さん・お母さん・人形
友達のホームステイ先で.ピンクヘアの,カッコイイ現地のマダム
マア,大家さんの彼,どうも奇妙な感じがしたけれど・・・マッ!いいか。
アパートの説明も親切だったし。
が!その私の第六感??「奇妙な人?」が段々,本当になっていった。
「 明日の晩御飯,どう? 」
「 有難うございます,でも,もう友達と約束があって。」
「 夫から電話がかかってくるので,ゴメンナサイ!無理です」
信じられない事に,毎回,部屋の中に入ってこようとされる。
で,私は,レバーをかけたままでの対応。
繰り返される事,二日に一回!
彼は,大家さん・・・という事は・・・「アパートの鍵も持っている。」
夫に相談した。
・・・もう,出た方がいいな。出来れば早い方がいい。近いパリに!
いつ来るか分からないからね・・・
それからというもの,私は必死になって,持ってきた荷物をスーツケースに
出来る限り素早く,忘れ物のないように詰めていっていった。
翌朝,アパートを出る為に,学校に止める理由を,辞書片手に,
出来る限り,理論整然と書いた。
手紙に,大家さんと何があったかを書いた.
それは・・・今後,彼のアパートに下宿される学生さんが,
わたしと同じ目に遭われないようにと願ってという気持ちもあったから.
朝,タクシーを呼んで,途中,学校へ寄り,外出されていた校長先生の机の上
にを手紙を置きました。
そして,前夜,予約したパリのホテルを目指した!!
タクシーの中で,フランス語で仲良くなった友達に説明していると,
運転手さんが,私の話を聞いてらして,理解して下さったのか,慰めてくださった。
緊張の中での,「癒しの一言!」
もう,学校に何と思われてもいい!
けれど,後で分かった事だが,留学センターの方によると,
ホームステイ先の話しでは,この学校では,以前にも似た様な話が度々あったそうだ。
パリに着くと,運転手さんが優しく「ここが,◯◯◯だよ!」とやさしく案内してくださった.
しかし,ホテルに着いて,毎日微熱が出始め,しばらく下がらなかった。
もう,フランスは終わりだ・・・学生ヴィザの効用も切れる
悔しくて,悲しくて,言葉にならず,微熱なんか! と居直りカフェに向かいました.
注文は,飲めないワインだった!(笑) 完璧な居直りデス!
それが,功を奏したのか,熱も下がり,「もう最後のフランス」と思って,
日本に無事帰ることができたのでした・・・
ルーアン・・・今も忘れられない,思い出の地
しかし,
「人生は分からない。」この苦い経験の後,再度,学生ヴィザを持って,
いよいよ,「イキナリ・パリ」学生生活が始まります。
スカイプの先生のアドバイスのお陰で!!
傷ついたけれど,情報・コンタクトを持つ事の大事さを知ったのも,
この経験のお陰だろう。
🔘 4回に渡って,プチ留学・ルーアン編をお読みくださり,
ありがとうございました。
「人生は分からない」・・・みなさんにとって,私にも,
「人間万事塞翁が馬」 となる事,願っています。