悔しい。
もっと臨場感をだすなら。
ぐやじい、ずびー
ずびーは鼻水の音。あまり気にしないように。
S&Mシリーズは読んだものと思ってたのに。
今すぐ買いに行こうと思ったけれど、お金がないので買えない。
そこいらへんも含めてやっぱりひたすら悔しい。
けれども、読み終えたと思っていたシリーズを新しく読めるのはやっぱり嬉しい。
ここいらへんが二十歳の青春と曖昧な時期に揺れ動く悲しくも仄かな感情を実感する。
どうして気づかなかったかなぁ。
最終巻なのに。
今日鳥籠荘の今日も眠たい住人たちという本を読み終えたので続きと一緒に買おうと思う。
それから最近思ったのだけど、ライトノベルって面白い。
1人の作家しか読んでいないのだけど。
でもやっぱりあの表紙はどうにかしてもらいたいなぁ。
買うときに若干顔を赤らめて俯きながら
こんな表紙の本だけれど、僕は表紙などではなく純粋に小説を読みたいだけなのですよ
あまりそんなじっとその本をみないでください
などと佐藤佳代おそらく23歳に心の中で呟く。
これはエロ本を買うより緊張するなぁと思う。
そんなことよりも次は何の本を読もうか。
本棚の中の未読ゾーンをあさくる。
喜嶋先生の静かな世界は残しておきたい
このままの流れでキーリを読むか
はたまた目薬αで殺菌しますを読むか
それとも軽く赤川次郎か椎名誠か
いやいや宮部みゆきか
そんなことを考えながらキラレ×キラレを手に取る。
はぁ~
悩み多き二十歳。
そんでサバをよみたがる二十一歳