オリジナル作詞 【遅れて来たラヴレター】 | 《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ贈る小説》間々田陽紀の世界

《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ贈る小説》間々田陽紀の世界

■好きな音楽、好きな映画、好きなサッカー、好きなモータースポーツなどをちりばめながら、気ままに小説(253作品)・作詞(506作品)を創作しています。ブログも創作も《Evergreen》な風景を描ければと思っています。

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小説を書き続けていますが実はブログで好きな歌詞を紹介してきました。そんな中で自分でもオリジナルの歌詞を創作してみようと思い1日1曲書き綴ってきました。そこで今回それらを紹介していこうと思います。期待しない?で目を通してもらえればと思います。

■ 遅れて来たラヴレター


(1)始まりは 短い君の髪を初めて見た冬
   俺が好きなのは 風に揺れる長い髪
   知っているはずの君 言葉を無くしていた
   いつそして何が 君を変えたの
   またいつものように 君の笑顔が見れる
   叶うことのない 弾まない心の音
   俺を弄ぶよ 聞こえる聞こえないもういい
   今頃届いた 遅れて来たラヴレター

(2)あれからは 君のいない街並みが色を変えたよ
   いつものあの店 窓辺の席知らぬ人
   あてなく歩く舗道 見えるのは影一つ
   好きそして嫌い 君が嘘をつく
   思いやりの嘘が 俺を苦しめたこと
   知らないはずない 嫌いになれたらいいと
   俺を惑わずだけ 君が見せた最後の笑顔
   今さら読めない 遅れて来たラヴレター

(3)次いつと 問い掛けた言葉が木枯らしに消えた
   振り返る仕草 見せずに遠くなる君
   届かぬ想いさえも もどうでもいいさと
   今そして過去も 君が消えてく
   君のいない世界 どうやら馴染めそうさ
   独りもいいさと 無理に背筋伸ばす俺
   束縛しない俺 物足りない君がいたよね
   何を語るのか 遅れて来たラヴレター

(4)もう終わり 俺君の横顔を見て気づいていた
   最後の言葉は 俺から君に送るよ
   俺は終わりに向かう だから夢など見ない
   夢そして未来 君は見てた
   君と俺の視線 重なり合うことない
   初めからいつも すれ違うだけの二人
   責めたりしないわと 優しさ示した君が泣く
   涙の訳知る 遅れて来たラヴレター


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■レーベル《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ》間々田陽紀 詩の世界~メロディへ誘う詩集

【第1集】 【第2集】 【第3集】 【第4集】 【第5集】 【第6集】 【第7集】 【第8集】 【第9集】 【第10集


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【第2集】

《51》校内放送でビートルズ
《52》今何故、500マイルも離れて
《53》天窓から眺めるロンドンの街
《54》私は夢見るシャンソン人形
《55》あなたの住む街の空の下
《56》ありきたりな風景よ
《57》俺たちのジュークボックス
《58》タイムカプセルからビートルズ
《59》ライトハウスで出逢った、あなた
《60》閉ざされたままのギターケース
《61》さよならフォークソング
《62》遅れてきたフラワーチルドレン
《63》ソー・ファー・アワエイの流れる街角
《64》サザンカンフォートを抱えた娘(ひと)
《65》スラックキーギターに魅せられて
《66》君似合うね、ビーハイヴヘア
《67》さらばイエロー・ブリック・ロード
《68》ミニシターより愛を込めて
《69》あなたと私のランナウェイ
《70》ゲバ字の消えた夏
《71》遅れて来たラヴレター
《72》もうラヴソングは歌えない
《73》まるで俺、フール・オン・ザ・ヒル
《74》ニルソンが語りかけた夜
《75》届かぬエアメイル
《76》あなたはクラプトンが大好き
《77》終わらないメロディ
《78》振り返る俺
《79》めぐり逢えたら
《80》奇跡のクリスマスイヴ
《81》風に問い掛けろ
《82》お前が残した言葉
《83》すれ違いのスイートハート
《84》想い出のコンサートチケット
《85》雨の日は あなたの好きな歌を
《86》気が付けばそこに 救えない俺がいた
《87》あなたギタリスト、私コーラスガール
《88》忘れ去られたロックシンガー
《89》コンサート会場の二人
《90》バスに乗ろう
《91》小さな出来事
《92》レコードを聴こう
《93》このリフに身を任せて
《94》エキストラ
《95》画廊のあなた
《96》レオンを聴きながら
《97》ロマンスは古書店から
《98》路上ライブの君と
《99》ミルキーウェイを眺めながら
《100》消えた伝言板