おはようございます。
8日午前1時46分頃、熊本の阿蘇山中岳が噴火しました。1980年以来の噴火で、実に36年ぶりだそうです。噴煙は1万1000メートルまで上がり、兵庫県まで火山灰が届いていることが確認されています。
周辺住民の多くが避難をしているようですが、地球物理学者の島村教授の話では、「今回の噴火は何の兆候もなく爆発した。阿蘇山の観測は、日本で一番の観測体制だが、今回は解らなかった…。本当に噴火予知は難しい。」ということでした。
それと阿蘇は、「本州まで伸びている中央構造線に繋がっており、あの熊本県地震の一連の地震に、関係があるかもしない」と…。
九州は10~20万年前に大規模なカルデラ噴火を起こしているそうで、その時の灰は北海道でも確認されているそうです。この噴火のさまざまな影響は、日本全土に及んだようです…。そして阿蘇山は、その時の噴火で出来た名残だそうです。
島村教授は、「それだけ前に起きた事なのだから、現在に起きないとは言い切れない」とも述べています。東北震災以来、日本列島はおろか北海道、九州まで地震と噴火が起きています…。こんな状態でも原子力規制委員会や政府は、原発は大丈夫だと言い切れるのでしょうか??
今年の九州は厄年の様ですね…続けざまの被害が痛ましい限りです。とも角、自然の猛威は恐ろしい!
また書きます。