おはようございます。
小池都知事が20日の午後にリオから帰国しました。今日も記者会見を開いた様ですが、一連の豊洲問題、都の職員達は豊洲を何で作ったのかの意識と、豊洲がガス工場跡地で、土壌が汚染されている事の認識が足りず、それをチェックする都議会議員達も、都民、や国民の為…と言う意識が全くなく、議会での都職員と議員達との協議がなされたことが見えてきません。
豊洲への移転は都民、国民の為の食の市場を作るとの、崇高な一大イベントです。
荀子が「功は舎(お)かざるに在り、あるいは惛惛(こんこん)の事なき者は赫赫(かくかく)の功なし」と言っています。本当の成功とは、一生懸命やっているが遥か彼方にある、と同時に、今ここにもある。舎(お)かざるとは、捨てない、辞めないと言う事で、持続する今がなければ成功と言う未来はないと言う事です。
地下には『盛り土をする』と有識者会議で決まった事を、担当者の一存で覆す…。この会議は汚染物質の除去の会議です。これ程馬鹿げた事を、平然と行える都の職員の頭はどうなっているのでしょうか??
何をどう思っての行動なのか…。己の一存ではそれが有益だと思っての盛り土なしの決定は、全くの無益な行いだった事になります。食の安心・安全、建物への耐震問題、どれもが重大案件です!この責任は重大ですよ。
このままでは責任の所在は判明しないでしょうが、うやむやになる事は、これからの都政には大変不利益な事です。小池都知事、この際ですから刑事告訴も念頭に置いて調査する…、それも一考ではないでしょうか。
天気がすっきりしませんが、明日からは久しぶりに太陽が拝めそうです。
良い週末を。
また書きます。