おはようございます。
14日に首相官邸で臨時閣議を開き、集団的自衛権の限定的な行使を可能にする事などを柱とした、安全保障関連法案を閣議決定しましたが、国民の8割以上が反対です…。
例えが少し違いますが、アメリカの技師で「ハインリッヒの法則」というのがあります。これは労動災害における経験則で、1つの重大事故の背後には、29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというもの。「ハインリッヒのトライアングルの定理」または「傷害四角推」とも呼ばれているようですが、今回の安保法案は私は何故かハインリッヒを思い浮かべてしまいます…。
安倍総理は、色々小難しい事を並べていましたが、外交、各国の思惑は各国が自国の国益を考えれば自国優先になるのは当たり前です。アメリカも韓国、オーストラリアも例外ではありませんよ!この法案が通れば、必ずアメリカの要請があれば自衛隊は出す!ここが私の言う『背後には300以上の要素、思惑が隠れている』という部分です。
とも角、これだけの一大重大事を簡単に一内閣で決めてしまう…。しかし、こんな自民党を支持しているのも、確かに国民ではありますが…。小選挙区制の選挙制度にも問題がありますが、何より選挙の投票率にも問題が…。日本国民は、どういう事を政府に望むのか?自分や家族の事を思うのなら、選挙できちんと意思表示をする。その為には投票をする事です!!
来年には参議院選挙があります。安倍さんは「8月までに法案は通す」とアメリカで明言しました…。野党がどれだけ頑張れるか…。もう期待はしていません。公明党は与党ボケしているし、どうせ数で押し切られるでしょう。
さて、いよいよ17日は大阪都構想の選挙です。政府自民が賛成なのに、大阪府連は反対と、やはり反対の理由は既得権益の議員が多いいのでしょうか?二重行政の負より、議員個人の利益ですか?!まったく変な国です。橋下さんは「もし選挙で負けたら政治生命を絶つ」と断言していますが、このまま終わらせたくない政治家の一人です。
良い週末を。
また書きます。